福岡大学・松原尊選手が全日本学生ウエイトリフティング大会で輝く
2023年5月16日から18日、大阪・はびきのコロセアムにて開催された「第71回全日本学生ウエイトリフティング個人選手権大会」で、福岡大学の松原尊選手が男子61kg級で見事に優勝を飾りました。松原選手はスポーツ科学部の1年生で、今回の大会は大学生活における初の重要な挑戦。彼の勝利は、努力と情熱の賜物です。
松原選手の競技への情熱
松原選手は、ウエイトリフティングを始めたきっかけについて語ります。「小さい頃から体を動かすことが好きで、父がウエイトリフティングをしていた影響で私も始めました」。当初は多くの困難がありましたが、日々の練習を通じて積み重ねられる成果が、彼を成長させていきました。「練習を重ねるうちに結果が出るようになり、達成感を感じることができるようになりました。それが今日まで続けている理由です」と振り返ります。
初の大会での優勝の感想
松原選手は今回の大会が大学入学後初めての競技であることから、「正直、まさか優勝できるとは思ってもいませんでした」と心境を明かしました。最初は緊張感に包まれていたものの、これまでの練習の成果を信じて全力を尽くした結果、栄冠を手にすることができました。「嬉しかった」と笑顔で語る松原選手の姿が印象的です。
今後の目標と弟との切磋琢磨
優勝に喜びを感じる一方で、松原選手は反省点も多いと語ります。「今回は優勝しましたが、まだ納得はしていません。プレーの課題を整理し、次の機会にはさらに成長したいです」と決意を表明しました。また、彼にはウエイトリフティングを頑張っている高校生の弟がいます。弟は松原選手にとって最大のライバルだと語り、「弟と練習しながら成長している。彼に結果で負けないよう努力を続けます」と熱く語ります。
松原選手の活躍は、福岡大学を代表する選手としてこれからの大会でも期待が高まります。ウエイトリフティングという競技の魅力を多くの人に知ってもらえるよう、今後の活躍にも期待が寄せられます。今後の大会に向けて、さらなる成長を遂げる松原選手を見守りたいです。