概要
2050年のカーボンニュートラルを実現するため、私たちが直面している課題の一つが、二酸化炭素を効率よく吸収する技術の開発です。
日本計画研究所(JPI)が主催するセミナー、「DACが拓く新市場:事業化へのロードマップと最新技術動向」では、東京都立大学の山添誠司教授をお招きし、このDAC(Direct Air Capture)技術に関する重要な知見を提供します。
DAC技術の重要性
DAC技術は、大気中の低濃度二酸化炭素を効率よく捕らえる方法として、特に2050年のカーボンニュートラルを目指す上で非常に重要な役割を果たします。最近の研究では、固体吸着剤やCa(OH)2といった材料を用いたDACプロセスの開発が進んでおり、その成果は着実に現れつつあります。しかし、さらなるコスト削減やエネルギー効率の向上が求められています。
セミナーの詳細
このセミナーでは、次のようなテーマに焦点を当てます:
1.
DAC技術とカーボンニュートラル
- DACの基本的な概念と目的
- 二酸化炭素吸収における課題
2.
液固相分離技術の革新
- 液固相分離を用いたDAC技術の可能性
- ジアミンを利用したDACの実用化
3.
アミン修飾シリカの応用
- 固体吸着剤の役割
- DAC技術におけるアミン修飾シリカの利用
4.
今後の展望
- 技術の発展とビジネスチャンスの創出
5.
質疑応答と交流会
- 受講者が講師と直接交流し、ネットワークを広げる機会
受講情報
このセミナーは、会場参加、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかから選んで受講できます。受講料は、通常37,750円(税込)。また、地方公共団体の方には特別価格も用意されています。
セミナー後の交流
セミナー終了後には、講師への質問の機会や、参加者同士の名刺交換・ネットワーキングが行われ、業界内での人脈を広げるチャンスが提供されます。
このセミナーは、単なる講義ではなく、リアルなビジネスの機会を創出するための貴重な場となります。興味のある方はぜひご参加ください。
参加申込
詳細情報や参加申込については、
こちらのリンクをご覧ください。