ティアフォーが新たに自動運転を進化させる「C3カメラ」を発表
自動運転技術の進化が続く中、ティアフォーは新しい車載カメラ「C3カメラ」の受注を開始しました。自動運転の民主化を目指すこの企業が開発したC3カメラは、8.3メガピクセルの高解像度イメージセンサーを搭載し、より詳細で鮮明な映像を提供します。
C3カメラの特長
ティアフォーが発表したC3カメラは、主に高速道路などの高速度域での走行時に求められる物体認識に特化しています。高解像度を活かし、遠くの物体や細かい車線のマーキングを高精度で検出できるため、運転者にとって安全性を向上させる一助となります。
さらに、広い視野角を確保しつつ、細部まで鮮明に撮影できるため、様々なシーンにおいても高品質な映像を提供します。また、C3カメラは「C1」と「C2」のカメラと同様に、120デシベル相当のダイナミックレンジを持ち、LEDフリッカー低減機能を搭載しています。
レンズオプションと多用途性
C3カメラには、水平画角やカメラ内の歪み補正機能オフ時に利用できる3種類のレンズオプション(30度、70度、123度)が用意されています。これにより、ユーザーのニーズに合わせた映像撮影が可能です。
また、ティアフォーは、C3カメラを車載用途以外の産業用ロボットなどにも適用できるように拡張していく意向を示しています。これは、さまざまな業界での需要に対応し、製品の柔軟性を高めるものです。
連絡先と代理店情報
C3カメラに関する詳しい情報やカスタマイズについての問い合わせは、ティアフォーの公式連絡先(edge.auto@tier4.jp)までお気軽にどうぞ。量産注文においては、形状変更やレンズ仕様の調整にも対応可能です。
また、C3カメラは代理店を通じて入手することもできます。以下のリンクからお問い合わせください:
ティアフォーのビジョン
ティアフォーは、「自動運転の民主化」をテーマに掲げ、世界初のオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」を開発し、その社会実装を推進しています。自社製品は、Autowareを基盤にしたさまざまなソリューションを提供し、業界発展のためのエコシステム作りに寄与しています。ティアフォーは、今後もパートナー企業との協力を通じて、自動運転システムの可能性を大いに広げていくことでしょう。
ティアフォーについての詳細は、公式ウェブサイト(
https://tier4.jp)をご覧ください。