歴史を味わう特別なひととき、食彩録 賞味会
茨城県水戸市にある水戸プラザホテルの和食ダイニング「旬菜和膳 よし川」で、2025年6月15日(日)に特別賞味会「食彩録 賞味会」が開催されます。これは、水戸藩の第9代藩主であった徳川斉昭が残した料理書「食菜録」を基に、300種以上のレシピから厳選して現代風にアレンジした料理を楽しむことができる特別なイベントです。
食菜録とは?
「食菜録」とは、製作されたのは1800年代初頭。徳川斉昭による料理書は、当時の食文化や食材の使い方を示す貴重な資料です。この書に含まれる多様なレシピは、江戸時代の日本における食の豊かさを物語っています。特に、茨城の地の利を生かした食材の使い方が強調されており、地域の食文化を知る上で欠かせません。
賞味会の魅力
この特別賞味会では、参加者たちは食菜録に基づく料理を通じて、江戸時代の食文化を現代の技法で再現した料理を味わうことができます。また、茨城県の銘酒も充実しており、各料理に最適な地酒が提供されるため、料理とのマリアージュを存分に楽しむことができます。
厳選された料理の数々
参加者には、贅沢な会席料理が提供されます。例えば、食前酒には「牛乳酒」、先付けには「うるか和え鮒甘露煮」や「黒豆納豆」などの多彩な美味が並びます。主菜には「常陸牛」の煮込みや、「鮎」など、茨城の地産地消を重視したメニューが用意されています。これにより、ただの食事ではなく、特別な体験ができることでしょう。
特別なゲスト
また、賞味会においては特別なプレゼンターとして2名が参加します。茨城大学の教授、荒木雅也氏は法律的視点から水戸ブランドや食菜録の普及に携わっており、地域の食文化について深い知識を持っています。もう一人は、地域創造部のプロデューサー、坪内克徳氏。彼は過去に新たなご当地グルメを開発し、地域の魅力を発信してきた経験があります。このような専門家たちの視点からも、料理の裏にあるストーリーを聞くことができるのも大きな魅力です。
イベントの詳細
この特別賞味会は完全予約制で、2025年6月15日(日)に開催される予定です。受付は17:00から始まり、18:00には賞味会がスタートします。参加料金は15,000円で、会席料理に加え、地酒や飲み物も含まれています。
参加希望者は2025年6月10日(火)までに電話での予約が必要で、定員に達し次第受付は終了します。これをご確認の上、ぜひこの希少な機会をお見逃しなく!
水戸プラザホテルについて
水戸プラザホテルは、茨城県水戸市に位置する「森の中の迎賓館」をコンセプトにした特別な空間です。発明家エジソンの曾孫が手掛けたインテリアデザインは、多くの訪問者に感動を与えています。ここでの特別なひとときは、贅沢な料理と共に、歴史への想いと共に特別な体験を提供します。