日本国家館が義烏に誕生
2024-08-14 16:19:13

義烏に新たな日本国家館がオープン、貿易と文化交流を促進

8月8日、世界最大の卸市場である義烏マーケット内に、日本の商品を集めたブース『日本国家館』のオープニングセレモニーが盛大に行われました。主催者の株式会社オークファンの武永修一代表取締役は、日中間の貿易や文化交流を促進するための重要な一歩として、このイベントを位置づけています。

今回のオープニングには、オークファンの執行役員、さらには中国の関連企業の幹部が出席し、テープカットを行いました。義烏マーケットは、その広大さから訪れるのに1年以上かかるとの説もあるほどで、世界233か国のバイヤーが毎年56万人以上も訪れる場所です。このマーケットにおいて、日本国家館が初めて公認された日本のブースとして設立されたことは、日本と中国のビジネス関係に新たな風を吹き込むことでしょう。

オープニングセレモニーでは、中国の伝統的な獅子舞が披露され、商売繁盛を願う儀式も行われました。獅子がレタスを食べ、その葉をちぎって投げる様子は、商売に良い影響をもたらすとされています。

日本国家館では、高品質で実用的な日本製品を多様に展示しており、海外からの需要が高まっています。美容雑貨から日用品まで、さまざまな商品が取り扱われており、バイヤーに新たな仕入れの選択肢を提供しています。特に日本製品の人気に注目し、オークファンとしては、世界各地への展開を視野に入れています。

さらに、オークファングループは、義烏マーケットとの連携強化に取り組んでおり、流通やマーケティングの面でも積極的に攻めていく姿勢を示しています。同社は『日本から中国』および『中国から日本』のオンライン・オフラインを活用した取引の推進を目指し、商談の場を拡充しています。特に『NETSEA CHINA』というプラットフォームの導入により、中国のバイヤーがオンラインで日本の商品を簡単にオーダーできる仕組みも整えました。

オークファンは、2007年に設立された企業で、国内外のBtoB卸市場のDX化を目指し、社会のあらゆる『RE』を統合した唯一無二の再流通インフラを構築することを使命としています。今後も、義烏マーケットの利便性を最大化し、税関業務や物流のさらなる効率化を図っていくとのことです。

日本国家館の設立は、ただのブースの設置にとどまらず、日中間のビジネスの未来を変える可能性を秘めています。オークファンは、業界のリーディングカンパニーとして、さまざまな課題に挑んでいく姿勢を崩さず、さらなる発展を期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社オークファン
住所
東京都品川区北品川5-1-18住友不動産大崎ツインビル東館7F
電話番号
03-6809-0951

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