徳間文庫10月新刊が待望のリリース!
株式会社徳間書店(東京・品川区)は、10月11日(金)に徳間文庫の新刊をリリースします。注目のラインアップには、ブリティッシュ・ブックアワードにノミネートされた八木沢里志氏の「純喫茶トルンカ」シリーズ完結作や、直木賞作家・西條奈加氏の新作歴史ファンタジーが含まれています。
八木沢里志『純喫茶トルンカ最高の一杯』
大人気シリーズの最終巻となる「純喫茶トルンカ最高の一杯」では、路地裏の純喫茶が舞台です。人々の心に寄り添うコーヒーと共に描かれる三つの感動的なストーリーが展開されます。近所の骨董品屋を営む滝田、女優のルミ、そして寡黙なマスター・立花のそれぞれの人生模様が織りなす物語は、読む人に深い余韻を残します。
イラストは伊藤絵里子が担当。定価は880円(税込)、336ページ。発売日は10月11日です。
西條奈加『首取物語』
続いて紹介するのは西條奈加の「首取物語」。身近な日常からは想像できない奇妙な設定の中、孤独な少年と首だけの侍が旅をする姿が描かれます。過去の記憶を失った二人が出会い、共に旅をする中で紐解かれる物語は、愛と悲しみを巧みに表現しています。304ページ、定価は858円(税込)。
時代小説アンソロジー『てさばき』
また、梶よう子や坂井希久子などの人気作家による時代小説アンソロジー「てさばき」も新刊として発売されます。女性職人たちの生き様や誇りを描いた作品が収められており、384ページで924円(税込)となっています。
西村京太郎『わが愛する土佐くろしお鉄道』
さらに、ミステリー作家の西村京太郎による「わが愛する土佐くろしお鉄道」も見逃せません。帰省当日に起きた刺殺事件を巡る謎解きが展開される中、女子大生と恋人の関係がどのように絡むのか、304ページで880円(税込)です。
読書の秋に向けて
今回の新刊リリースは、読書の秋を彩る多彩なラインアップとなっています。心温まる物語からミステリー、歴史ファンタジーまで、幅広いジャンルの書籍が揃い、書店での本探しが楽しみになること間違いありません。
この機会にぜひ、徳間文庫の新刊を手に取ってみてはいかがでしょうか。