フィード・ワンがAI導入
2024-10-11 16:07:42

フィード・ワンが牛の健康を守るAI「BUJIDAS」を導入し飼料業界をリード

フィード・ワンが牛の健康を守るAI「BUJIDAS」を導入



国内飼料業界のリーディングカンパニーであるフィード・ワン株式会社が、牛の起立困難予防を目的としたAIサービス「BUJIDAS(ブジダス)」の販売パートナーとしての活動を開始しました。このサービスは、NTTテクノクロス株式会社と株式会社ベルシステム24の共同開発によるものであり、牛舎に設置されたAIカメラが牛の姿勢を監視し、危険を察知すると警告音を発報します。これにより、牛が適切な姿勢を保つことを促し、出荷直前の死亡事故を未然に防ぐことを目指しています。

BUJIDASのサービス内容



「BUJIDAS」は、特許出願中の非接触型サービスで、肉用牛経営を行う肥育牛生産者向けに設計されています。このシステムが発表した動作に対して、人間が介入することなくAIが判断し、牛舎内の牛の健康状態をもとに警告音を発することで牛の姿勢を正すのです。これにより、牛の起立困難が発生するリスクを軽減し、肥育牛の生産者にとって必要不可欠な業務の効率化が図られます。

協業の意義と背景



フィード・ワンは、2023年の国内食料自給率が38%といった厳しい状況を受けて、持続可能な食品供給のインフラを支えるために、DX化を推進しています。特に、国産牛肉の生産量を拡大するための支援が求められており、「BUJIDAS」の導入はその一環として位置づけられています。フィード・ワンがこの取り組みに参画することで、より効率的な肥育牛生産が可能になり、業界全体の生産性向上に寄与すると考えられています。

各社の役割



この協業において、フィード・ワンは肥育牛生産者への本サービスの契約取次業務を担当します。具体的には、顧客への情報提供や契約手続きの支援などを行います。NTTテクノクロスはAIの開発とメンテナンス、そして顧客へのサービス提供を担当し、デルシステム24は導入支援と日常の顧客サポートを行います。具体的には、24時間365日のモニタリング体制を整え、ユーザーからの問い合わせにも対応します。これにより、利用者は安心してサービスを使用することができるのです。

今後の展望



「BUJIDAS」は、2024年4月に正式に提供が開始される予定です。フィード・ワンはこのサービスを通じて、5年内に5万頭への提供を目指し、売上規模で年間10億円を見込んでいます。各社がそれぞれの強みを活かしつつ、より多くの肥育牛生産者に「BUJIDAS」の価値を届けることで、畜産業界全体の生産性向上を支援する取り組みが期待されています。

まとめ



フィード・ワンが提供する新たなAIサービス「BUJIDAS」は、畜産業界の未来を切り拓く革新的な技術です。国産牛肉の安定供給を実現するためには、生産者の効率を高めることが必要です。このような最先端技術の導入を通じて、持続可能な食料供給の確立を目指すフィード・ワンの姿勢は、今後の業界発展に大いに寄与するでしょう。ぜひ、今後の動向に注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
フィード・ワン株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2号横浜シンフォステージ ウエストタワー11階
電話番号

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