JAF鳥取、EVサービスを強化
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の鳥取支部が、新たな取り組みとして、米子基地のサービスカーにEV(電気自動車)対応の給電装置を搭載し、現場でのサポートを提供することを発表しました。このサービスは、特に走行中に発生する「電欠」のトラブルに対応するためのものです。
EV時代の新たなサポート体制
2023年6月5日からスタートしたこのサービスでは、JAFのサービスカーがEVドライバーの不安を少しでも軽減し、「もしもの時もJAFがいるから安心」と感じていただける体制を目指しています。搭載車両にはランドクルーザーが選ばれ、安全で信頼性の高いサポートが提供されます。
全国でEVの普及が進む中、JAFは57台のロードサービスカーへ給電装置の装備を進めており、2025年6月末までには中国地方の5県すべてに搭載が完了する予定です。特に夏期の繁忙期には、未搭載のサービスカーにも給電装置を順次取り付け、さらなるサービス提供を行う計画です。
災害時のサポートも視野に
また、JAF鳥取支部では7月にEV車「N-VAN e:」を事務局の車両として導入します。この車両は、「災害とっとりEV協力隊」にも登録され、緊急時の移動手段や電力供給など、地域に貢献することも考えられています。
JAFは、EVの購入を検討している方やすでに利用している方々に向けて、「電欠」に対する不安を軽減する取り組みを進めています。安全に走行できる環境づくりのため、サポートサービスを今後も推進していくことを明言しています。
まとめ
JAF鳥取の新しい給電サービスは、EV時代における安心・安全を提供する一歩と言えるでしょう。今後ますます増加するEVユーザーのニーズに応えるため、JAFは日々励んでいく姿勢を示しており、地域社会における貢献も期待されています。