松本めぐみ、風船会計メソッドでアントレプレナーシップ推進大使に就任

松本めぐみ、アントレプレナーシップ推進大使に任命

新たな挑戦の風が吹く中、風船会計®メソッドを提唱するStar Compass株式会社の代表、松本めぐみ氏が、令和7年9月1日付で文部科学省より「アントレプレナーシップ推進大使」に任命されました。この制度は、次世代の起業家教育や人材育成を進めることを目的としています。

アントレプレナーシップ推進大使とは？

「アントレプレナーシップ推進大使」に選ばれることは、松本氏がこれまで築いてきた起業家教育への情熱と実績が評価された結果です。彼女は、自身の考案したメソッドを通じて、若い世代が自分自身の可能性を信じ、勇気を持って挑戦することを全力でサポートすることを誓いました。

松本氏の提唱する風船会計メソッドは、数字を「難しいもの」でなく、「楽しく理解できるもの」に変えるアプローチを特徴としています。「風船」を売上、「おもり」を経費といったイメージを駆使して、学生たちが会計を身近に感じられるように工夫されています。このメソッドにより、学びが楽しさを伴い、大きな飛躍を生むことを信じています。

「夢やアイデアは、たとえ小さくても、一歩を踏み出すことで未来を変える力となります。失敗も重要な経験であり、それが未来を形作る力になるのです」と松本氏は語ります。

風船会計®メソッドとは？

風船会計メソッドは、松本氏が直感的に理解できる会計学習法を作り上げるために右脳の能力を活用しています。このメソッドは、専門的な知識が無くても楽しく学べるようにデザインされており、経営判断に役立てることを目指しています。2023年には特許登録済みで、民間企業だけでなく、教育機関や行政、さらには銀行からも注目されています。

松本めぐみのプロフィール

松本めぐみ氏は、北九州高専を卒業後、米国の半導体企業での経験を経て、2010年にスイスへ留学し、MBAを取得しました。2015年には松本興産株式会社の取締役に就任。その後、経営過程で直面した数々の壁を乗り越える中で、「会計」を共通言語として扱う「風船会計メソッド」を考案しました。2022年にはStar Compass株式会社を設立し、幅広い講演や研修を通じてそのメソッドを広めています。

これまでにForbes JAPAN WOMEN AWARDや令和6年度の埼玉県荻野吟子賞奨励賞を受賞し、プライベートでは3児の母として、教育と起業家育成に情熱を注いでいます。松本氏の著書『知識ゼロでもわかる風船会計メソッド』は多くの読者に支持されています。