「YOKOHAMA GO GREEN」プロジェクトのスタート
横浜市では、脱炭素を目指した環境施策を推進するため、「YOKOHAMA GO GREEN」という統一スローガンを掲げ、市と市民、さらには事業者が一体となって行動を起こしています。この取り組みの一環として、環境にやさしい行動を実践してもらうため「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」を導入しました。これにより、多くの市民が具体的にできる行動を知り、実践していくことを目指しています。
10Actionの具体的内容
「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」では、脱炭素への関心を持ってもらうための10の環境に配慮した行動をリーフレット形式でまとめました。このリーフレットは、市民の皆さんに配布され、日常生活の中でできる具体的なアクションについて理解を深めてもらうことを目的としています。特に、金沢区、鶴見区、神奈川区においては、これらの行動を普及させていくために各区との連携を取りながらイベントを行っています。
デカボmyスコアの導入
市民のCO2排出量を見える化するための新たな取り組みとして、「デカボmyスコア」が各区のイベントで試験的に導入されます。このツールを用いることで、参加者は簡単な質問に答えることによって、自身の年間CO2排出量を知り、削減に向けた行動のきっかけを得ることができます。具体的には、移動手段や買い物、食生活などを考慮した質問に答える形式です。これにより、市民が自己の生活スタイルを見直し、より環境に優しい選択をする動機付けが期待されています。
GO GREEN チャレンジの具体的イベント
「GO GREEN チャレンジ」の第1弾として行われる金沢まつり花火大会では、以下の取り組みが行われる予定です。
1.
ごみステーションの改良:前年よりも容量を増やしたごみステーションを設置し、来場者が花火終了後もごみを分別しやすい環境を整えます。また、視認性を高めるためのサインパネルを工夫します。
2.
プラスチックゴミの削減:出店する模擬店に対し、脱プラ素材の食器類の使用を促します。これにより、ごみの量を減らし、環境への負荷を軽減することを目指します。
3.
普及啓発ブースの設置:ごみステーション近くに「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」を広めるためのブースを設立し、来場者のCO2排出量を測定する活動も行います。これにより、環境施策に対する関心を高めると共に、具体的な行動を促す狙いがあります。
今後の展開
イベントは2025年の8月30日から開始され、神奈川区、鶴見区でもさらに地域に根ざしたイベントが実施される予定です。GO GREEN チャレンジ特設サイトも2025年8月に公開されるため、成果や取り組み結果が一般にも公開される予定です。これらの取り組みが、より多くの市民に環境について考えるきっかけをもたらすことが期待されています。
横浜市では、この活動を通じて、環境へ配慮したライフスタイルの実現を一緒に進めていくことを目標にしており、今後も市民との協力を深めながら脱炭素社会の実現を目指していきます。
【お問合せ先】
脱炭素・GREEN×EXPO 推進局
脱炭素ライフスタイル推進課
Tel 045-671-2661