化粧品ブランド「イプサ」が顧客データ活用でCX変革!インキュデータとのパートナーシップで実現する未来とは?
近年、厳しい市場環境が続く化粧品業界において、顧客満足度向上と競争力強化が重要な課題となっています。化粧品ブランド「イプサ」を手掛ける株式会社イプサは、この課題解決に向け、データに基づいた顧客体験向上(CX)を重要テーマに掲げ、データ活用を軸としたCX変革プロジェクトを始動させました。
このプロジェクトのパートナーとして選ばれたのが、データ活用領域における戦略立案や、CDP(Customer Data Platform)を活用したデータ分析基盤の構築・運用を支援するインキュデータ株式会社です。
インキュデータは、イプサのCX変革プロジェクトにおいて、顧客データ活用を軸としたコンサルティングサービスを提供しています。具体的には、データ統合環境の構築、CX向上のためのデータ分析、マーケティング戦略策定と施策実行、そして生成AIを活用した顧客データ分析の基盤構築の検討など、幅広い支援を行っています。
インキュデータが提供するコンサルティングサービスとは?
インキュデータがイプサに提供するコンサルティングサービスは、以下の4つの柱で構成されています。
① データ統合環境の構築に向けた伴走支援
イプサのデータ活用を促進するため、CDP環境(データ保持環境)の定義から始まり、必要となるCDP環境の機能や軸を提案、必要なツールの選定をサポートします。さらに、各事業領域で必要となるデータを選定し、CDPへの格納・統合を支援することで、迅速な意思決定を行う組織へと転換するための基盤構築を支援します。
② CX向上のためのデータ分析
購買データだけでなく、アクセスログや肌測定データなど、様々なデータを活用し、顧客層の把握、顧客アンケートの分析、BI構築などを支援することで、データに基づいた最適な顧客体験提供を実現します。
③ CRM戦略立案と施策実行支援
データ分析により可視化された顧客像や行動傾向をもとに、CRM戦略を立案し、施策の実行を支援します。最適な顧客体験提供のために必要な、マインドセット、思考プロセス、スキルトランスファーを実施し、施策の効果検証や改善案の検討をデータ分析で実践することで、より効果的なCRM戦略の実現を目指します。
④ 生成AIを活用した業務効率化の検証
分析業務の効率化を図るため、生成AIとTreasure Data CDPを連携したAIモデルを構築し、生成AIの性能を検証します。学習量や質問依頼の定義レベルなど、様々な観点からビジネス有用性を検証することで、生成AIを活用した新たなアイデアや施策の創出を促進します。
データ活用によるCX変革で、イプサは顧客との絆を深める
インキュデータは、イプサのCX変革プロジェクトを通じて、組織の方針や体制、従業員のデータ活用におけるマインドセットやスキル、システムといったCX変革に必要な条件の整理と実装を支援することで、中長期的な視点での競争力の強化に貢献していきます。
また、生成系AIを活用した業務効率化を通じて、新たなアイデアや施策が組織内にて継続的に生まれる状態を目指し、顧客との絆を深めるための取り組みを加速させていきます。
インキュデータ株式会社について
インキュデータ株式会社は、ソフトバンク株式会社、株式会社博報堂およびTreasure Data, Inc.の合弁会社です。「アイデアが自走できる世界をつくる。」というPurposeのもと、データ活用領域における戦略立案や、CDPを活用したデータ分析基盤の構築・運用を支援するほか、ソフトバンク株式会社が持つデータやテクノロジーと、博報堂グループのマーケティング・コンサルティング力をかけ合わせることで、データ活用における課題をワンストップで解決し、企業の競争力強化や事業変革に貢献します。
インキュデータ株式会社 概要
本社所在地:東京都港区海岸一丁目7番1号
オフィス所在地:東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー9F WeWork内
設立:2019年10月
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 町田 紘一
資本金:20億円
事業内容:データ活用領域における戦略立案やCDPを活用したデータ分析基盤の構築・運用を支援