DXYZが顔認証プラットフォーム「FreeiD」を新たに導入
DXYZ株式会社が、明和地所株式会社の賃貸マンション「シーサイドハイツ」に、その自主開発の顔認証プラットフォーム「FreeiD」を導入したことが発表されました。これは明和地所にとって初めての1棟バリューアッププロジェクトとなります。
「シーサイドハイツ」の概要と立地
「シーサイドハイツ」は神奈川県藤沢市に位置し、海が近く静かで落ち着いた住宅地の中に佇んでいます。生活に便利な飲食店やショップも充実しており、入居者にとって快適な生活が送れる理想的なエリアです。この物件は2003年3月に完成し、地上5階建てで総住戸数は10戸です。
安全で快適な居住環境
DXYZと明和地所は、入居者の安全で快適な暮らしを実現するために、様々な改修を行っています。防犯カメラやオートロック、宅配ロッカーなどの共用部の向上を図り、専有部のリノベーションも進めています。こうした施策は全て、入居者が安心して生活できる環境づくりを目指しています。
「FreeiD」の導入経緯
「FreeiD」という顔認証システムの導入により、入居者は日常的に鍵を持ち歩かずともスムーズに住居に入ることが可能になります。買い物やレジャーからの帰り際にも、鍵を取り出す手間がなくなるため、大幅に利便性が向上。入居者の日常生活がさらに快適になるとともに、物件の価値も向上する見込みです。
「FreeiD」の特長と利点
この顔認証プラットフォーム「FreeiD」は、スマートフォンアプリを通じて一度顔を登録するだけで、その後は様々な場面で顔認証を活用できるようになります。入退室管理や本人確認、さらには決済まで、全て顔認証で行える新しいライフスタイルが実現します。
「FreeiDマンション」ソリューションでは、共同部分から各専有部に至るまで、鍵が一切不要の「オール顔認証マンション」として展開しています。2024年11月末時点では、国内143棟で「FreeiD」が導入されているそうです。
他分野への展開
DXYZはさらに、オフィスや保育園、さらにはテーマパークなど、様々なシーンで顔認証技術の導入を進めています。「FreeiD Pay」という顔認証決済システムの実証も行っており、今後はマイナンバーカードとの連携サービスも視野に入れています。これにより、利用者はより便利で快適な生活を送ることができるでしょう。
まとめ
DXYZが「シーサイドハイツ」に導入した顔認証プラットフォーム「FreeiD」は、今まで以上に安全で便利な居住空間を提供する一歩と言えます。顔認証技術が進化する中で、これを機に多くのヒトが新しい生活スタイルを体験することが期待されています。入居者にとっても、物件価値アップを実感できるこの施策は大きな意義を持つでしょう。今後、DXYZはさらなるバリューアップを目指し、多様な物件に「FreeiD」を展開していく計画です。