株式会社ReceptのDID/VC技術が受賞
最近、株式会社Receptが提供するDID(分散型識別子)/VC(検証可能な証明書)技術プラットフォーム「proovy」が、日本のFinTech業界において注目のピッチコンテスト「FINOPITCH 2025」で「セブン銀行賞」を受賞しました。この受賞は、デジタルアイデンティティ管理の最先端技術が評価された結果です。
FINOPITCHとは?
FINOPITCHは、株式会社FINOLABが主催するフィンテックスタートアップ向けのピッチコンテストで、2012年から開催されています。日本発のこのイベントは、国内外から200社以上のスタートアップが参加し、その中から厳選されたファイナリストが7分間のプレゼンテーションを行います。観客と審査員による採点をもとに、優れたサービスが表彰される仕組みが特色です。
Receptが評価された理由
セブン銀行からの受賞理由は3つあります。まず、Receptが持つDID/VCという高度なデータ管理技術が、新しい認証の形を提供していることが評価されました。第二に、日本での市場拡大が期待され、特に学校や公共マーケットにおいてセブン銀行とのシナジーが見込まれること。最後に、共同創業者の大島氏がセブン銀行出身であり、彼を支援したいという気持ちが賞選定に影響を与えたとのことです。
Receptの取り組み
Receptは2023年に設立されたスタートアップで、DID/VC技術の商用展開を目指しています。この技術はデジタル証明書の国際的なスタンダードとして急速に浸透しており、特に欧米においては多くの実用的な用途が見込まれています。日本でも、コロナワクチン接種証明書やマイナンバーカードの機能がスマートフォンに搭載されるなど、DID/VC技術の普及が急速に進んでいます。
Receptでは、教育機関や資格団体、さまざまなベンダーに対して独自のソリューションを提供し、市場動向に関するリサーチも行っています。得られた知見は、同社が提供するサービスを向上させるだけでなく、広く社会に貢献するために積極的に発信されています。
今後の展望
Receptは、DID/VC技術のさらに進化し、他の事業者と協力し合うことで、より便利で安全なデジタル社会を構築することを目指しています。特にセブン銀行とのパートナーシップがどう進展し、どのような新サービスが生まれるのか、今後の展開が期待されます。スタートアップエコノミーの成長に貢献し、デジタルアイデンティティの未来を切り開く企業であり続けることを誓っています。
詳細については、株式会社Receptの事業者向け問い合わせページをご覧ください。