大阪芸術祭2025
2025-08-12 11:31:54

大阪関西国際芸術祭2025の魅力、船場エクセルビル会場の展示延長が決定!

大阪関西国際芸術祭2025 - 船場エクセルビル会場の魅力



2025年に開催される大阪関西国際芸術祭が、その一部を担う船場エクセルビルでの展示期間を延長することが決定しました。新たに設けられたこの会場は、10月13日まで観覧者を迎え入れます。この会場では、「Re: Human─新しい人間の条件」というテーマのもと、次世代キュレーター・岸本光大による展覧会が展開されています。

船場エクセルビルの歴史



船場エクセルビルは、高度経済成長期に建設され、1970年の大阪万博を目前に控えた重要なオフィスビルとして知られています。本町エリアに位置し、当時の大阪の産業を支える役割を果たしたこの建物は、今もなおその文化的価値を維持しています。

展覧会の内容



今回の展覧会では、身体と存在、生命と記号の関係性に焦点を当てた作品が紹介されています。滋賀県出身のアーティスト、シュウゾウ・アヅチ・ガリバーの作品《甘い生活/乙女座》などは、観客に深い問題提起を行います。また、金氏徹平の「人間のパビリオン」や「こどものパビリオン」といった大型作品も展示されており、フロア全体を使った印象的な空間を体験できます。さらに、石原友明による身体性を意識したインスタレーションや、𠮷田桃子の作品も見どころです。

特に、川田知志が手掛ける《太郎の色とカタチ×パブリック》は、岡本太郎の芸術にインスパイアされた作品であり、1970年の万博との関連性を感じさせます。このような作品を通じて、過去と未来、そして現在が交差し、私たちが今考えるべき「人間らしさ」について考察する機会を提供します。

特別展示とイベント



さらに、最上階では「釜ヶ崎芸術大学」が特別展示を行い、西成エリアとの地域密着型イベントが展開されています。地元の人々や観光客が自由に参加できるセミナーやワークショップが毎年80〜100回開催されており、地域のアートシーン活性化にも貢献しています。

まとめ



開催期間が延長された船場エクセルビルの展示は、大阪関西国際芸術祭を代表するイベントの一つです。訪れることで、他の会場とも連動し、1970年から現在、未来の大阪をアートを通して体感する貴重な体験ができます。ぜひ、直接足を運んで、その魅力を感じていただければと思います。詳しい情報やチケット購入については、公式サイトをご確認ください。

会期・アクセス情報


  • - 会期: 2025年4月11日(金) 〜 10月13日(月)
  • - 開館時間: 13:00〜19:00(最終入場は閉館30分前)
  • - 会場: 船場エクセルビル(大阪市中央区久太郎町3丁目2−11)
  • - アクセス: 大阪市営地下鉄「本町」駅11番出口より徒歩4分


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会社情報

会社名
株式会社アートローグ
住所
大阪府大阪市北区豊崎5-7-11アベニュー中津503
電話番号
06-6467-8656

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