ルーファスの写真展
2025-01-17 14:47:17

阪神・淡路大震災の記憶をつなぐルーファスの写真展

1月17日と18日に、HAT神戸で開催される「阪神・淡路大震災-30年とその先へ-」の写真展に、東日印刷が製造した布製看板「ルーファス」が採用されることが決まりました。この展示は、1995年に発生した阪神・淡路大震災の記憶を次世代に継承する重要な機会となります。

阪神・淡路大震災は、日本の観測史上初めて震度7を記録し、戦後初の大都市直下型地震として記憶されています。この災害では多くの命が失われ、甚大な被害がもたらされました。今年で発生から30年を迎えるにあたり、写真展では、毎日新聞社の「毎日フォトバンク」が所蔵するアーカイブ写真を通じて、この歴史的な出来事を振り返ります。

ルーファスは、その環境配慮から日本で唯一エコマークを取得したファブリック・サイネージです。従来のアクリル板製看板に比べ、製造過程でのCO2排出量をなんと95%削減しています。また、使用されている布は100%リサイクルされたペットボトルから作られ、フレームにも再生アルミを50%以上使用するなど、環境性能が非常に優れています。

今回の写真展では、ルーファスが用いるパネルが計3点展示されます。その中には、UR都市機構が行ってきた復興への取り組みを紹介するパネルや、阪神淡路大震災の当時の状況、さらには復興への歩みを示す2m×2mの大パネルが連結して展示されます。これらの展示物は、事故の記憶を風化させず、より多くの人々にその教訓を伝える役割を果たします。

この写真展は両日ともに入場無料で、開催時間は10時から15時までとなっており、雨天決行ですが、警報が発令された場合は中止となることがありますのでご注意ください。

阪神・淡路大震災を経験した方々にとっては、当時の記憶が蘇ることでしょう。また、未来を担う若い世代にとっても、災害の記録を通じて大切な教訓を学ぶ機会となります。この展示を通じて、より多くの方に災害の教訓、そして復興の大切さを感じ取っていただければ幸いです。

さらに、ルーファスは2019年度のグッドデザイン・ベスト100にも選ばれ、その美しい仕上がりでも注目を集めています。環境にも配慮しながらも、高いデザイン性を誇るこの製品は、ただの看板以上の価値を持っています。

今回の展示が、多くの人々の心に災害の記憶を留めるとともに、未来への希望となることを願っています。


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東日印刷株式会社
住所
東京都江東区越中島2-1-30STビル
電話番号
03-3820-0551

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