ターシャ・テューダーの心豊かなスローライフを綴った新刊が発売決定

読者を魅了するターシャ・テューダーの新書

不安定な現代において、心豊かな生き方の手本として多くの人々に親しまれているターシャ・テューダー。彼女の独特なスローライフは、自然との調和を大切にした生活様式や、全てを手作りする態度が特徴です。この度、株式会社主婦と生活社から新刊『ターシャ・テューダーから季節の贈り物』が2025年3月7日に発売されることが決まりました。

ターシャ・テューダーとは？

アメリカの絵本作家であるターシャ・テューダーは、1915年にボストンで生まれました。彼女は絵本の執筆や挿絵の作成のみならず、ガーデニング、そしてシンプルライフの実践者としても名を馳せています。自然を愛し、手作りの生活を楽しむ姿勢は多くの人々にインスピレーションを与えました。

ターシャは92歳で他界するまでに約100冊の絵本を出版し、彼女の暮らしは今も多くの人に影響を与え続けています。特に家庭での手作りイベントや、自然を生かした庭作りは、彼女の生活理念を象徴しています。

読者を魅了する新刊の内容

新刊『ターシャ・テューダーから季節の贈り物』は、雑誌『私のカントリー』に2016年からの8年間連載された「ターシャから季節の贈り物」を基にしたもので、翻訳家の食野雅子が手掛けました。食野さんはターシャと何度も交流を深め、彼女の魅力を深く理解しています。本書では、ターシャがどのように人生の困難を乗り越え、豊かな生活を送ったのか、そのエピソードが美しい写真と共に綴られています。

彼女は22歳で結婚し、農場運営に身を投じるも、夫がいなくなった後、自らの力で家族を支えていた時期もありました。その後、56歳でバーモント州に移り住み、ゼロから美しい庭を作り上げたというエピソードが感動を呼ぶことでしょう。ターシャは常に喜びを見つけ、日々の生活を楽しむ姿勢を貫いてきました。