電子契約の安心をさらに強化!GMOサインが新機能「延長タイムスタンプ」を提供開始
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は、電子契約サービス「GMOサイン」において、電子文書の真正性を長期にわたって保証する新機能「延長タイムスタンプ」の提供を開始しました。この機能によって、契約締結時のタイムスタンプの有効期限切れ後も、さらに最長10年以上、電子文書の真正性と改ざんされていないことを保証することが可能になります。
「延長タイムスタンプ」とは?
従来、電子契約の真正性を担保するためには、電子署名とタイムスタンプの両方が必要でした。しかし、タイムスタンプにも有効期限があり、期限切れ後はその効力が失われてしまうという課題がありました。
「延長タイムスタンプ」はこの課題を解決する画期的な機能です。有効期限が切れそうな電子文書に、新たなタイムスタンプを付与することで、その真正性を継続的に保証します。
これは、契約期間が10年を超える長期契約や、永久保存が必要な重要文書の管理において非常に有効です。例えば、領収書の電子データ保管や、国から指定された文書などは、この機能によって安全に長期保管することが可能になります。
さらに安心な「認定タイムスタンプ byGMO」も導入
GMOグローバルサイン・HDは、従来のセイコータイムスタンプサービスに加え、「認定タイムスタンプ byGMO」の利用も開始しました。これは、総務大臣認定を取得した、公的な信頼性を持つタイムスタンプサービスです。
「認定タイムスタンプ byGMO」の導入により、「GMOサイン」のセキュリティレベルはさらに向上し、ユーザーはより安心して電子契約を利用できるようになりました。
手動付与からスタート、将来的には自動化も
現時点では「延長タイムスタンプ」の手動付与に対応しており、ユーザー自身で操作を行う必要があります。しかし、2025年には満期を迎える文書への自動付与機能も追加される予定です。この自動化によって、ユーザーの負担がさらに軽減されることが期待されます。
多様なニーズに対応する柔軟性
「延長タイムスタンプ」は、GMOサインで締結した電子文書だけでなく、他社サービスで締結した電子文書や、紙の文書をPDF化して保管している電子文書にも利用できます。この柔軟性によって、幅広いユーザーのニーズに対応することが可能です。
10周年を迎えるGMOサイン、更なる進化へ
「GMOサイン」はサービス開始からまもなく10周年を迎えます。今回の新機能追加は、長年ご利用いただいているユーザーへの感謝と、更なるサービス向上への取り組みを示すものです。GMOグローバルサイン・HDは、今後も機能強化を進め、ユーザーにとってより安心・安全な電子契約サービスを提供していくことを目指しています。
まとめ
「延長タイムスタンプ」の登場によって、電子契約の長期的な信頼性と安全性が大幅に向上しました。これは、電子契約の普及を促進し、ビジネスの効率化に大きく貢献するでしょう。GMOサインは、今後も進化を続け、電子契約の世界をリードしていく存在となることが期待されます。