スペインの名舞踏家ロシオ・モリーナが日本公演を開催します！

スペインの名舞踏家ロシオ・モリーナが日本公演を開催

世界中のフラメンコ愛好者を魅了するスペインのロシオ・モリーナが、日本で8年ぶりに特別な公演を行います。彼女のパフォーマンスは、伝統的なフラメンコを尊重しつつ、映画や哲学、文学からも影響を受けた独自のスタイルが特徴です。舞台上で見せる巧みなテクニックとダイナミックな表現力は、観る人を引き込み、フラメンコに新たな感動を与えています。

今回の公演地は、東京都新宿区にある「地中海料理＆ワイン Showレストランガルロチ」。この地は、日本のフラメンコ文化の発祥の地とも言われ、長年にわたりフラメンコの魅力を発信してきました。観客との距離が近いタブラオ形式のスペースで、ロシオは創作活動を通じて独自のアートの世界を反映させます。この10日間、フラメンコだけに留まらないボーダレスなパフォーマンスを楽しめる貴重な機会です。

ロシオ・モリーナのプロフィール

ロシオ・モリーナは1984年にスペインのマラガで生まれ、3歳から踊りを始めました。2001年にはマリア・パヘス舞踊団に入団し、2002年にはマドリッド王立舞踊高等学校を卒業。ロシオのキャリアは、その後グローバルに広がり、彼女の作品はヨーロッパや北米など世界各地で称賛されています。

彼女の代表作『Entre Paredes』は、2005年にビトリア中央劇場で発表され、その後も数々の新作を次々と発表。2010年には、スペインにおける最高のダンス賞である「Premio Nacional de Danza」を受賞するなど、彼女の才能は高く評価されています。さらに、2022年にはスペイン文化省から芸術功労金賞を受賞、そして2023年には舞台芸術アカデミー協会主催の「Premio Talía」で最優秀女性舞踊家にも選ばれています。