セントマティックが青森で「香りの授業」初開催
香りをテーマにした新しい教育プログラム「香りの授業」が、2026年8月26日に青森県東通村立東通小学校で実施されました。このプログラムは、株式会社セントマティック(代表取締役:栗栖俊治)が主催。特に、特産品でもあるブルーベリーの香りを使った授業が子どもたちに新たな体験を提供しました。
美しい木造校舎での体験
東通小学校は、地元の木材を使用して造られた美しい木造校舎が特徴です。セントマティックはこの特別な環境を活かし、3年生の子どもたち29名を対象に、嗅覚を通じて自分だけの物語を作り上げる感性教育プログラムを行いました。
ブルーベリーの香りから創作する物語
授業では、香りに意識を向けることが重要なポイントです。ブルーベリーはジャムやジュースとして親しまれている一方、果実そのものの香りに気を付ける機会はあまりありません。参加した子どもたちは、初めて感じる淡い香りに心を奪われ、興味津々で香りの変化を楽しむ様子が見られました。
「夢や不思議な感じがした」という感想や、「ピアノの音が聞こえた」という独創的な意見も飛び出し、子どもたちの豊かな感性が披露されました。彼らの反応を見守る中、香りが持つ力を再認識する貴重な時間となりました。
プログラムの流れ
この香りの授業は、以下のステップで進行しました:
1. 目を閉じて香りに集中する。
2. 浮かんだイメージや景色を自由に表現する。
3. 書き出した中から好きな言葉を選び、自分自身の物語を作る。
4. 完成した物語をみんなで発表し合う。
この流れを通じて、子どもたちは自分の感性を大いに発揮し、楽しい学びを体験しました。
東京大学との共同研究
セントマティックは、嗅覚に関連する研究を通じて独自の教育プログラムを開発しています。東京大学との共同研究に基づき、嗅覚と脳活動に関する新しい知見を活用しており、このプログラムは教育の新たな可能性を切り開くものとして注目されています。
参加者の声
授業を受けた子どもたちからは、「おばあちゃんを思い出した」との感想も寄せられ、香りが持つ記憶とは不思議なものだと感じさせられました。また、「雨の中にウインナーが降ってくるイメージ」といった楽しい発想もあり、全てのアイディアが受け入れられる雰囲気が子どもたちの創造力を伸ばしたのです。
教員の感想
東通小学校の教頭、高田早苗先生は「初めての経験だったが、子どもたちの感性を引き出す貴重な授業となった」と語っています。最後には、多くの児童が自作の物語を積極的に発表する様子が印象的でした。子どもたちが創り出す作品は、思わず笑顔を誘うものばかりです。
セントマティックの取り組み
株式会社セントマティックは、香りをデジタル化するAI「KAORIUM」を活用し、様々なビジネスシーンで新たな香りの体験を提供しています。京都大学と共に、香りが言葉に与える影響の研究も進行中です。香りを通じた感性の教育は、今後ますます多くの地域で展開されることが期待されています。