静岡県伊豆スカイラインで新たなETCサービス「ETCX」が始動

新たな時代の幕開け：伊豆スカイラインに「ETCX」導入

静岡県の美しい景色を望みながらドライブを楽しむ、伊豆スカイライン。ここで新たに導入されるのが「ETCX（イーティーシーエックス）」というETC多目的利用サービスです。2025年10月1日から運用が開始されるこのサービスは、より便利で車の利用をシームレスにすることを目的としています。

1. 伊豆スカイラインとは

伊豆スカイラインは、熱海峠から天城高原までを結ぶ全長40.6kmの有料道路で、富士・箱根・伊豆国立公園の中を縦断しています。景観の美しさから、多くの観光客やドライバーに利用されているこの道路において、新たに「ETCX」が始まることは大きな注目を集めています。

2. 「ETCX」とは何か？

ETCXは、ETCソリューションズ株式会社が提供する会員登録制の利用サービスです。このサービスを通じて、ETCカードとクレジットカードを利用し、登録したETCカードを車載器に挿入することで、料金支払いや商品の購入を現金やスマートフォンの操作なしで行えます。時代のニーズに合わせたキャッシュレス、タッチレス決済を実現し、感染症予防の観点からも有効です。

3. 利用方法

ETCXを利用するにはまず、PCやスマートフォンを使ってサービスに会員登録を行います。その後、ETCカードを車のETC車載器に装着し、伊豆スカイラインの料金所にて料金所の係員に「ETCXで！」と伝えるだけで支払いが完了します。このシンプルさは、他のサービスにはない大きな魅力です。

4. 支払いのメリット

ETCXの最大の特徴は、乗車中に支払いが完了する手軽さです。乗っているだけで支払いが済むため、料金所での煩わしさから解放されます。また、現金を持つ必要がなくなり、万が一の際の感染症対策としても期待されています。さらに、会員登録料や年会費は一切不要なので、初めての方でも気軽に始められます。

5. 今後の展望

ETCXは今回の伊豆スカイラインでの導入を皮切りに、全国各地での利用拡大を計画しています。有料道路やレジャー施設、大型商業施設など、今後多様な場所で「ETCX」を利用できるようになることで、より多くの利用者を募ることが期待されます。

この新たなサービスが導入されることで、伊豆スカイラインは更なる利便性を提供し、観光地としての魅力を一層引き立てることでしょう。新しいETCの形を体験し、伊豆の美しい自然の中で特別なドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。