ギリアド・サイエンシズ、PRIDE指標2025の「レインボー」認定を獲得
ギリアド・サイエンシズ株式会社(以下「ギリアド」)が、「PRIDE指標2025」において「レインボー」認定を初めて獲得しました。これは、性的マイノリティが働きやすい環境の整備に向けた取り組みの証明であり、同社は3年連続で「ゴールド」認定を受けていることが強調されます。
インクルージョンとダイバーシティ
ギリアドは2012年に日本法人を設立以来、経営理念としてインクルージョン(包摂)とダイバーシティ(多様性)を掲げてきました。この取り組みは、すべての従業員が選ばれる企業になることを目指し、異なるバックグラウンドがイノベーションを生む原動力となる文化の育成を図っています。特に、公平さと社会的責任を重視する企業としての認識も重視しているのです。
「Pride Alliance」— 社員支援の中心
ギリアドでは、LGBTQ+のアライ(支援者)ネットワーク「Pride Alliance」が活動の中心を担っています。この団体は、社員向けの研修やワークショップを開催し、新たなアライの増加に貢献しています。2025年には従業員の約3割がこのグループに参加し、昨年と比較して120%の増加を見せているというデータもあります。
さらに、ギリアドはTokyo Prideをはじめ、全国のレインボープライドイベントを支援し、LGBTQ+コミュニティとの健康分野での連携にも積極的です。その他、他団体との協働によって独自の啓発プログラムも開発しています。
認定に対するコメント
今回の「レインボー」認定について、ギリアド代表取締役社長のケネット・ブライスティング氏は次のようにコメントしています。「社員は私たちの最も大切な財産です。インクルージョンとダイバーシティの価値観が組織全体に広がり、3年連続で『ゴールド』認定を受けたことを嬉しく思っています。このような取り組みが評価されたことに感謝します。私たちは、引き続きイノベーションのリーダーとして、多様性の重要性を訴え続けていきます」。
ギリアド・サイエンシズのビジョン
ギリアド・サイエンシズは、健康で持続可能な社会を目指し、35年以上にわたり革新的な医療開発に取り組んできました。主にHIV、ウイルス性肝炎、COVID-19、がん治療において、生命を脅かす疾患の予防と治療に努めています。
本社はカリフォルニア州フォスターシティにあり、35カ国以上で事業を展開しています。今後も、公式な認定に恥じぬよう、包括的な職場環境作りに注力する姿勢を貫くことでしょう。