横須賀市が誇る「HIRAKU」アーティスト村
横須賀市の「HIRAKU」は、地域の魅力を引き出す才能豊かなアーティストを集めたクリエイティブな村です。このプロジェクトは、地域住民とともに、魅力的な谷戸地域のコミュニティを築くことを目的にしています。ここでは、既に4名のアーティストが居住し、芸術を通じた地域交流を積極的に行っています。
HIRAKUの背景と目的
2018年、横須賀市は古い市営住宅を再活用して「HIRAKU」を立ち上げました。地域の住民がアクセスできる「ひらかれた場所」を目指し、アーティストたちが創作活動を行う中で、地域コミュニティの活性化にも寄与してきました。「HIRAKU」という名前には、人々が集まる場所、五感を開く場、そして関係を深める場という意味が込められています。
この場所では、陶芸家の薬王寺太一氏、美術家の山本愛子氏、漫画家・小説家の折原みと氏、平面作家の水戸部春菜氏が活動しています。彼らは地域住民や学生向けのワークショップを通じて、芸術を広める努力をしています。地域の人々とアートを通じて交流することで、谷戸地域のコミュニケーションの活性化を図っています。
新しい芸術家を募集
現在、HIRAKUでは新たに1名の芸術家を全国から募集しています。新たな才能の加入により、さらなる地域の活性化が期待されています。募集対象は、主に造形部門での活動経験があり、3年以上の居住を希望する18歳以上の芸術家です。また、日本語でのコミュニケーションが可能であり、地域社会に貢献したいと強く考える方が望まれています。
募集に関する条件
入居条件として、応募者は以下の内容を理解し、同意する必要があります:
- - 現地を住民登録上の住所地とし、年間の2/3日以上居住すること。
- - 創作活動をこの場所で行い、職業としての活動をすること。
- - 地元自治会に加入し、イベントや活動に参加すること。
- - 芸術教室など地域の交流活動を定期的に開催し、横須賀市と協議すること。
スケジュールと応募方法
入居希望者は、2024年8月20日から9月6日までの間に応募を行う必要があります。応募後、書類審査が行われ、一次審査の結果は9月13日までに通知されます。その後、二次審査の面接が10月1日に行われ、合格者は10月中旬から居住が可能となります。応募方法は、横須賀市役所にある指定の部署に書類を提出する形式です。
現地見学も行われるので、興味のある方は事前に申し込みが必要です。申し込みは、見学希望日の3日前までに電話またはメールで行ってください。
まとめ
「YOKOSUKA ART VALLEY HIRAKU」はアーティストが地域に根ざし、共に創るコミュニティを目指しています。この機会を通じて、新たな仲間が加わり、さらに魅力的な交流が生まれることを期待しています。興味のあるアーティストはぜひ応募を検討してください。