株式会社SPLYZAと鹿角市が連携協定を締結
2024年7月24日、株式会社SPLYZA(所在地:静岡県浜松市)と秋田県鹿角市が包括連携協定を結び、スポーツを通じた「考える力」の育成に取り組むことが発表されました。代表取締役の土井寛之氏も参加したこの契約により、SPLYZAの提供する最先端の映像振り返りツール「SPLYZA Teams」やAIを使った動作分析アプリ「SPLYZA Motion」が、鹿角市内の学校や地域スポーツ団体に導入される予定です。
連携協定の目的
この連携協定の主な目的は、鹿角市内の小中高等学校の部活動やスポーツ少年団が競技力を向上させると共に、スポーツを通じて「考える力」を養うことです。分析と振り返りを取り入れた新たな学びの構造を確立し、生徒たちが主体的に問題を発見し解決策を見いだせるようサポートします。
鹿角市のスポーツ振興
鹿角市長の関厚氏は、市の特性として「スキーと駅伝のまち」を掲げ、スポーツ合宿の奨励や全国規模のスキー大会を開催し、多くのアスリートを育成してきました。今回の連携により、花輪スキー場での多様な競技が強調され、市内の子どもたちが楽しみながら思考力や表現力を磨くことが期待されています。鹿角市のスポーツ振興とSPLYZAの技術が融合することで、ジュニアアスリートたちの未来を切り開く新たな一歩となるでしょう。
SPLYZAのサービス
SPLYZAの「Teams」とは、課題の発見から解決までを自ら進めるための映像振り返りツールで、2017年にサービスを開始しました。現在では約900チームが利用し、全国の様々なスポーツに広がりを見せています。「SPLYZA Motion」は、AIによるマーカーレス動作分析を行うアプリで、教育機関や医療施設でも使用されており、身体の様々な動作を簡単に解析できます。
未来のビジョン
SPLYZAは、スポーツは単に身体能力を向上させるだけでなく、考える力や主体性を育む源であると信じています。社会に出た際に役立つ知識やスキルを学べる場を提供するというビジョンを掲げ、鹿角市との連携を通じてさらなる進化を目指します。今後、この協定が実際にどのような成果をもたらすか、注目が集まります。
まとめ
株式会社SPLYZAと鹿角市の協力により、スポーツを通じた教育の新たな可能性が広がることが期待されます。最先端の技術を用いることで、選手たちがより主体的に学び、考え、成長する機会が増えるでしょう。これからの展開が楽しみです。