原宿・竹下通りに新たに誕生する「CUTE CUBE HARAJUKU」とは？

原宿・竹下通りに誕生する新たなランドマーク

原宿の竹下通りに新たな商業施設、「CUTE CUBE HARAJUKU」が2013年9月6日（金）に開業します。この施設は、三菱商事都市開発株式会社が手掛けたもので、竹下通り沿いに位置します。

名称の由来

「CUTE CUBE」という名称は、女の子の「カワイイ」が詰まった宝箱を意味しています。原宿の「カワイイ」カルチャーを集結させ、その魅力を世界に伝えていくという意図があります。施設のロゴは、FLAMEの代表である古平正義氏がデザインしました。ロゴには「CUTE」と「CUBE」を組み合わせ、その独自性を視覚的に表現しています。

施設のコンセプト

この商業施設のコンセプトは「人・モノ・コトが集まり、つながるかわいいカルチャーの発信拠点」です。原宿・竹下通りは、日本全国のティーンエイジャーに愛されるファッションの聖地であり、今や世界的に注目される「カワイイ」カルチャーの中心地でもあります。新しい施設は、かわいいものやワクワクする体験が集まり、そこに訪れる女の子たちが楽しむ場所となることを目指しています。

施設の特徴

「CUTE CUBE HARAJUKU」は、地上3階地下1階、約37メートルの幅を持つ開放的なセミオープンモール形式の作りとなっており、待ち合わせにも便利なランドマーク的な存在を目指します。竹下通りから直接アクセスできるエスカレーターも設置され、訪れる人々が施設内を自由に行き来できるよう工夫されています。

特徴的なアートオブジェ

1階のエントランスと3階のテラスには、原宿の「Kawaii」文化の第一人者、増田セバスチャン氏による2つのオブジェが設置される予定です。これらのオブジェは、「CUTE CUBE HARAJUKU」の世界観を反映させたデザインになります。

増田セバスチャン氏は1995年に原宿にショップ「6%DOKIDOKI」をオープンし、原宿カルチャーを世界に広めるワールドツアーを開催しています。彼はまた、多くのアートディレクションも手掛けており、日本の「Kawaii」文化の発信者としても知られています。

テナント情報

「CUTE CUBE HARAJUKU」には、アパレルや雑貨、飲食店舗など、全10のテナントが入居予定です。その中の1つにはH&Mグループが誇るファッションブランド「MONKI」が選ばれました。このブランドは、スウェーデン発で2006年に設立され、独自の世界観を持ちながら、世界中で65店舗を展開しています。MONKIは、年代や国に関係なくすべての女性に支持されるファッションブランドで、東京の店舗は関東初出店となります。

MONKIは、各店舗にそれぞれのストーリーを持たせたコンセプトを掲げており、昨年開店した大阪の店舗と同様に、新たな東京店のテーマも計画されています。手頃な価格でファッションを楽しむことを目的とし、すべての世代の女性にインスピレーションを与える存在です。