QQEnglishと海陽町の連携:新たなグローバル教育プロジェクトの始動
2025年6月27日、株式会社QQEnglishは徳島県海陽町との間で、地域の国際化と活性化を目指す「連携協定」を締結しました。この協定により、海陽町では小中学校における英語教育の質が向上し、児童・生徒たちが実践的な英語を学ぶ機会が増えます。また、海陽町が推進する「グローバル教育」の確立を通じて、地域の課題解決を図ることが期待されています。
連携協定の背景
海陽町は、現在、教育現場における英語教育の質の向上や、英語指導者の不足など、様々な課題に取り組んでいます。「子どもたちの未来を拓く教育」と「地域の多文化共生」を目指す中で、QQEnglishの専門的な人材派遣が重要な役割を果たします。QQEnglishは、フィリピン・セブ島の英語教育士を専門的に派遣し、海陽町の英語教育を支援していく予定です。
海陽町の特長
海陽町は、徳島県の最南端に位置し、自然に恵まれた小さな町です。約8,700人の住民が暮らし、リアス式海岸や美しい清流が流れています。海陽町では、「グローバル教育プロジェクト」を2019年からスタートし、国際的な視野を育む教育を推進しています。これは、地域資源を活かした体験学習や国内外との交流、ICTを活用した探究学習を通じて、子どもたちに「世界とつながる力」と「地域で生きる力」を育成するものです。
QQEnglishの役割
QQEnglishは、教育の現場において、フィリピン・セブ島での豊富な経験を持つ教師を海陽町に派遣し、英語教育の支援を行います。教育に留まらず、地域の国際交流イベントにも積極的に関与し、町全体のグローバル教育を推進するための様々な取り組みを行う予定です。
具体的には、
- - 英語教育の技能を磨くために、QQEnglishでしっかりした研修を受けた専門家を派遣
- - 小中学校やこども園への英語教育支援
- - 地域の行事や学校行事の企画・運営
- - 地域住民との交流を促進し、国際理解を深める
このようにして、海陽町の特色を生かしながら、地域課題の解決に貢献していきます。
代表者のコメント
海陽町長の三浦茂貴氏は、「グローバル教育プロジェクト」を通じて、地域にいながら世界とつながる英語教育を実現できることを喜び、QQEnglishとの連携に期待を寄せています。
一方、QQEnglishの藤岡頼光代表は、地域が直面する人口減少や若者流出の課題に対し、教育ビジョンを活かしながら地域から世界へつながる学びを提供したいと述べました。
まとめ
この連携協定の締結は、海陽町にとって新たな挑戦の始まりです。教育を通じて地域を活性化し、次世代の子どもたちが世界で活躍できる力を育むことが、QQEnglishと海陽町の共通の目標です。これにより、海陽町が英語教育の新たなモデルケースとなることが期待されています。