MAXXI BVLGARI賞展
2024-10-28 19:22:19

イタリア国立21世紀美術館で開幕したMAXXI BVLGARI賞第4回エキシビションの魅力

MAXXI BVLGARI賞第4回エキシビションが開幕



イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)で、ブルガリが支援する若手アーティストを対象とした「MAXXI BVLGARI賞」の第4回目となるエキシビションが始まりました。キュレーションを担当したのは、アーティストのジュリア・フェラッチ。今回は、リッカルド・ベナッシ、モニア・ベン・ハムーダ、ビンタ・ディアウの3名による特別に制作された作品が展示され、各アーティストの独自の視点が光ります。

この展示会は、2024年10月25日に一般に公開され、2025年には優勝者が発表される予定です。優勝者の作品は、MAXXIの永久コレクションに加えられ、さらなる評価を得ることとなります。来場者は、展示される作品の中からお気に入りを選ぶことができるため、一般にもアクセスしやすい内容となっています。

審査員とファイナリストの紹介



ファイナリストの選考には、国際的なアーティストやキュレーターが関与しており、MAXXIのアートディレクターを務めるフランチェスコ・ストッキ氏や、韓国の光州ビエンナーレのアーティスティックディレクターであるニコラ・ブロー氏など、豪華な顔ぶれが揃いました。

選ばれたファイナリストたちには、アントニア・アランピやマリア・アリカータなど、イタリアの現代アートシーンで注目を集める若手アーティストが名を連ねています。

デジタルアート部門の新展開



今回のエキシビションでは、MAXXI BVLGARI賞デジタルアート部門でロベルト・ファッソーネが最優秀デジタルプロジェクト賞を受賞しました。彼のプロジェクト「And we thought」は、人工知能とアートの関係を探求するもので、2025年1月17日に公表される予定です。

展示される作品群



展覧会のハイライトとなる作品には、リッカルド・ベナッシが手がけた『ASSENZAHAH ESSENZAHAH』があります。このインスタレーションでは、サービスエレベーター内を2匹のロボット犬が動き、音楽やレーザー文字が空間を彩ります。新しいテクノロジーが私たちの身近な空間に与える影響を映し出しています。

また、ビンタ・ディアウによる彫刻『Juroom ñaar』は、歴史的な出来事にインスピレーションを得た作品であり、個人的かつ集団的な記憶が込められています。セネガルの悲劇を彷彿とさせるこの作品は、観る者に深いメッセージを届けます。

モニア・ベン・ハムーダの『Theology of Collapse (The Myth of Past) I-X』も見逃せません。イスラム文化や儀式に基づく視覚的メッセージが込められた鉄板の作品は、現代のアイデンティティの脆さを表現しています。これらの作品を通じて、観客は過去、現在、未来を考えさせられることでしょう。

対話と交流の場



公開初日には、ジュリア・フェラッチによるファイナリストとのトークセッションが予定されています。作品制作の背後にあるストーリーや、アーティストたちの道のりについて、直接聞くことができる貴重な機会です。チケットの詳細や詳細情報は、ブルガリの公式サイトをご確認ください。

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このように、MAXXI BVLGARI賞第4回エキシビションは、現代アートの新たな気鋭を発見できる舞台となっています。創造性と革新の原動力となる若手アーティストたちの作品をぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
ブルガリ・ジャパン合同会社
住所
東京都中央区銀座2-7-12
電話番号

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