株式会社小野測器が新しいレポートを発表
電子計測器を製造・販売する株式会社小野測器(代表取締役社長:大越 祐史)は、電動車両の性能解析に特化した新規事業「ベンチマーキングレポート」のラインアップに、新たに「熱マネジメント」レポートを追加し、2026年5月20日(水)より販売を開始することを発表しました。このレポートは、中国の電動スポーツセダン「Xiaomi SU7 Max」の熱マネジメント技術を詳しく解析した内容になっています。
ベンチマーキングレポートとは?
2013年から始まったこの事業は、主に電動車両(xEV)に関連する各種解析を行い、自動車メーカーをはじめとする関連企業へ向けて、競争力を高めるための情報を提供しています。特に、スピードが求められるToday's 自動車開発においては、迅速に必要なデータを収集し、開発に活かすためのニーズが高まっています。
熱マネジメントの重要性
「Xiaomi SU7 Max」は、室内空調に冷媒を使用し、高電圧バッテリーやインバーター・モーターの温度管理に冷却水を利用する先進的なシステムを搭載しています。この新レポートでは、これらのシステムがいかに効率的に熱を管理しているのかを解析し、約350ポイントの測定データをもとに、環境温度や走行パターンに対する各コンポーネントの挙動を深く掘り下げます。
レポート内容の紹介
本レポートでは、環境シャシダイナモメータやソーク室を活用し、電力効率、デュアルヒートポンプの制御、冷却水制御ユニットの流路切り替えなどを詳しく解析します。また、WLTCモードでの電費や航続距離の推算も行い、各要素の損失解析も実施されます。具体的には、モーターの冷却システムやバッテリー温度管理の動作に焦点をあて、SU7 Maxが誇る電動化技術の全貌を明らかにします。
開発の背景
小野測器は、1954年の創業以来、電子計測機器の製造と販売に特化し、さまざまな業界における研究開発を支援してきました。特に、自動車産業においては、二輪・四輪車や自動車部品、建設機械、食品、医療と多岐にわたる分野で技術力を向上させ、HondaのF1チームに対しても貢献してきた実績があります。最近では、カーボンニュートラル社会の実現に向けて電動車両の開発支援にも力を入れ、新たなビジネス領域への進出を図っています。
お客様へのメッセージ
この度の新しいレポートの追加により、電動車両の熱管理に関する詳細なデータを提供することで、お客様のニーズに応えると共に、さらなる技術革新をサポートしていきます。今後も、小野測器はベンチマーキングレポートのラインアップを充実させ、新しい車両に関するデータ提供を進めていく方針です。ぜひご注目いただき、最新の情報を活用してください。