東大発のベンチャーH2Lが発表した触感型ゲームコントローラUnlimitedHandの魅力

H2Lが贈る新感覚の触感型ゲームコントローラ

最近、東京大学発のベンチャー企業H2Lが、革新的なゲームコントローラ「UnlimitedHand」を発表し、Kickstarterで資金調達を開始しました。この製品は、ゲームの楽しみ方を根本から変える魅力的なデバイスです。

UnlimitedHandの仕組み

UnlimitedHandは、腕に装着することで使用します。モーションセンサーと筋変位センサーを搭載し、ユーザーの手の動きをゲームにリアルタイムで反映させます。さらに、機能的電気刺激技術を利用して、ユーザーの手の筋肉を収縮させ、擬似的な触感を実現。これにより、ゲーム内のキャラクターや物体に触れているかのような体験が可能になります。

VR・AR時代の必需品

従来のゲームコントローラはボタン操作が主流でしたが、VR（バーチャルリアリティ）やAR（オーグメンテッドリアリティ）の普及に伴い、その限界が明らかになっています。直感的な操作ができないことで、ゲームの没入感が損なわれていました。そこで登場したのがUnlimitedHandです。ユーザーは、腕に装着するだけで指の動きがゲーム内のキャラクターに伝わり、まるでゲームの世界に手を伸ばしているかのような感覚を覚えます。

新しい体験を提供

このコントローラの大きな特徴は、ゲーム体験を一新する点です。ユーザーはキャラクターを撫でたり、銃を持った際の反動を感じることができます。これまでにない没入感を感じられることでしょう。例えば、戦闘シーンで敵を打つ際の緊張感や、探索シーンでの不安感を体感することで、より深いゲーム体験を享受できるかもしれません。

Bluetoothでの接続

UnlimitedHandは、Bluetoothを通じてゲームシステムに接続されます。これにより、ユーザーの手の動きがゲーム内のキャラクターに反映され、フィードバックとして触感が返ってくる仕組みです。これにより、まるで現実の物体に触れているかのような感覚を感じることができるでしょう。

H2Lの展望

H2LはUnlimitedHandをゲーム関連企業やゲーム開発者、一般のユーザー向けに展開していく予定です。販売価格も188米ドルから248米ドルと手頃な設定で、種々のVRやARコンテンツとの連携も視野に入れているとのこと。今後、様々なゲームタイトルとの互換性も期待されており、ゲーム業界に新風を巻き起こすことは間違いありません。