琉球ゴールデンキングスU15の新たな挑戦
琉球ゴールデンキングスが輩出する若き才能、金城大智選手、金城聖選手、大城瑛士選手が、2024年度「U14ナショナル育成センターキャンプ」に参加し、自身の成長を実感しました。このキャンプは、2024年9月から10月に味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、全国から選ばれた22名の有望選手が集い、世界へ通用するスキルを磨くための貴重な経験を積む場です。
このキャンプでは、体力、技術、そして心理面の強化を図ることに加えて、選手たちが社会人として必要とされるリーダーシップやポジティブシンキングを育むことが目的とされています。特に、金城大智選手はキャンプに参加する選手たちの中でその高さやプレー技術に圧倒される経験をしたと言います。「全国で戦うためには、ドリブルスキルやシュート力が必要だ」と感じ、日々の練習に対する意識がさらに高まりました。
各選手の成長の軌跡
金城大智選手
「自分は身長が大きい方ですが、参加選手の中には190cmを超える選手もいて、そのプレーに触れることで自分の実力不足を痛感しました」と、金城選手は振り返ります。彼は特に射程の広さを意識し、日常の練習で積極的なドライブや高確率の3ポイントシュートを打つことに注力する意向を示しています。チームを応援しているファンのために「元気が出る試合」を目指して努力を続けると決意を新たにしました。
金城聖選手
金城聖選手は、全国レベルの高い競技者たちとプレーができたことを「非常に良い刺激を受けた」と語ります。特に自分の得意なプレーがどのように通じ、また通じないのかを知ることができたことは、今後の成長に大きく寄与するでしょう。シュート力を高めるため、チーム練習だけでなく個人練習の時間を確保していく考えです。「一戦一戦全力でプレーし、応援している皆さんに満足してもらえるように頑張りたい」とも述べています。
大城瑛士選手
中学1年生の大城瑛士選手は、キャンプでの基礎練習が非常に価値あるものであったと感じています。「特に味方を助ける動きなど、ポイントガードとして必要な考え方を学ぶことができた」とのことです。彼はチームメイトに良い影響を与えるためにも、日々の練習に真剣に取り組むと述べ、Jr.ウインターカップやBリーグU15チャンピオンシップでの成功を目指しています。
キングスU15の未来に期待
キングスのユースチームは、「沖縄をもっと元気にする人材を育てる」という理念のもと、今後も着実に成長を続けていくことでしょう。選手たちが生み出すプレーは、観客に感動を与え、応援しているファンへの恩返しにつながることでしょう。本キャンプの経験が、彼らの技術向上とともに、人間的成長にも寄与することを願っています。今後の活躍に目が離せません。