ユニファが保育AI「すくすくレポート」を発表、未来の育児を支援

ユニファの新たな挑戦「すくすくレポート™」

ユニファ株式会社は、育児や保育の現場での業務負担を軽減するための新しいAIサービス「すくすくレポート™」を発表しました。これは、保育総合ICTサービス「ルクミー」に基づいて開発されたもので、日々の記録を自動で解析し、子どもの成長を見える化することを目的としています。今春にはβ版の提供が予定されており、先行利用施設の募集が2025年3月から開始されます。

保育現場のニーズに応えるAI

保育者たちは普段、子ども一人ひとりの成長を見守るために、その記録を日々行っています。しかし、この業務は非常に時間がかかり、特に振り返りや次の計画を立てるための過去の記録を探す作業は大きな負担です。ユニファはこの課題に対し、「家族の幸せを生み出す新しい社会インフラを創造する」という理念を掲げ、保育業務の効率を向上させることを目指しています。

「すくすくレポート™」は、写真や連絡帳、日誌などの情報をもとに、AIが自動で成長レポートを作成します。これにより、保育者は子どもたちとの時間を充実させるための余裕を持つことができるのです。

サービスの特徴

本サービスの特徴として、日々の記録をAIが分析し、個々の成長やクラス全体の状況を一目で把握できるレポートを生成します。主な機能は以下の通りです。

1. 顔認識による写真要約：撮影された写真から特定の児童を抽出し、成長を示す重要なキーワードを抽出します。
2. 連絡帳や日誌との統合：日々の写真だけでなく、連絡帳や日誌の内容も含めて要約し、個々とクラス全体の成長記録を一まとめにします。

このように、保育者にかかる業務負担を軽減しつつ、子どもたちの成長をサポートする機能が充実しています。

先行利用施設の募集

ユニファが提供する「すくすくレポート™」のβ版を先行利用したい保育施設を募集中です。先行利用に参加いただけると、機能改善に関するフィードバックを行ったり、より効果的な活用法を相談したりする機会があります。この機会に興味がある施設は公式サイトからお申込みが可能です。

また、2025年3月15日には「UPDATE EARTH 2025」イベントにおいても、ユニファのブースが出展され、「すくすくレポート™」に関する詳しい情報が紹介されます。

未来の保育支援を目指して

ユニファは、保育AIを通じて保育者と子どもたちの絆を深めることを目的としています。AIの導入によって、業務の効率化が実現される一方で、保育者の思いやりある保育スタイルを尊重し続けることが重要です。今後もユニファは、最新のテクノロジーを駆使して、より良い社会の実現に寄与し続けるでしょう。

詳細な情報やサービスへの興味がある方は、ユニファの公式サイトを訪れてみてください。