熊本に誕生した住宅
2025-07-22 11:35:21

最新の3Dプリンター住宅が熊本に誕生!次世代の住まいを体感しよう

株式会社Lib Workが、熊本県山鹿市に新たなる住まいの形、土を主原料とした「Lib Earth House model B」を完成させました。この住宅は、国内初の一般住宅用3Dプリンター住宅であり、世界初のAIを使用したフルオート住宅建設を目指しています。

1. 住宅業界の転換期


住宅業界は長年、従来型の手法にとらわれていましたが、今こそ革新が必要とされています。自動車業界での電動車や自動運転技術に触発され、増え続ける住宅不足や熟練労働者の不足など、様々な社会問題が状況を変えつつあります。そこに注目したLib Workは、持続可能で再現性の高い住まいの選択肢を増やすことを目指し、土素材を活用した住宅設計に取り組みました。

2. Lib Earth House model Bの特徴


(1) サステナブルな素材

完成した住宅の壁は、産業廃棄物となるセメントを一切使わず、自然由来の土を主原料とする堅牢な土壁で構成されています。この従来のモデルに対して約5倍の強度を誇り、製造プロセスにおいてもCO₂負荷を大幅に削減しました。

(2) IoT技術の導入

住宅内には最新のセンサーが導入され、リアルタイムで温湿度をモニタリングするシステムが稼働中です。この技術により、結露や素材の劣化をいち早く感知し、住まいの健康状態を保ってくれます。また、IoT機器を使ってエアコンや照明を遠隔操作できる機能も備えており、利便性が向上しています。

(3) 自給自足型のエコ住宅

テスラの蓄電池と太陽光発電パネルを組み合わせたオフグリッドシステムを採用し、外部電力に依存せずに生活可能な循環型住宅を実現しました。

(4) 自然との調和

内部の設計は自然光や風を取り入れる工夫がされており、快適な住環境を実現。中庭なども取り入れることで、外部環境と調和が取れています。

3. 未来へ向けた展望


Lib Workは、この新技術を基にした次のステップとして、AIを駆使した建設プロセスの自動化に挑戦します。AI設計による個別化された住宅が可能になれば、住まいのスタイルは自由自在に変えられるようになるかもしれません。そして、2040年までに累計10,000棟を目指す戸建事業や、フランチャイズ展開を推進し、商業施設にもこの技術を広げていく計画です。

このように、株式会社Lib Workは革新的なテクノロジーと持続可能な素材を組み合わせ、未来の住まいを模索しているのです。将来的には、効率的でアクセス可能な住宅市場の実現を目指し、グローバル展開にも意欲を示しています。サステナブルな社会への貢献が期待されるこのプロジェクトから目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
株式会社Lib Work
住所
熊本県山鹿市鍋田178-1
電話番号
0968-44-3559

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。