ウィーメックスが新たに提供する「パーソナライズ型セルフケア動画」
ウィーメックス株式会社(以下、ウィーメックス)は、法人向けに「パーソナライズ型セルフケア動画サービス」の本格的な提供を始めることを発表しました。このサービスは、ストレスチェックの結果に応じて、各従業員に最適なセルフケア動画を提供するものです。これまで多くの企業がメンタルヘルス対策を行ってきましたが、特に潜在的なストレスを抱える従業員への支援は不十分でした。このような背景から、ウィーメックスは新たなアプローチを試みています。
労働安全衛生とメンタルヘルスの現状
労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度は、設立から10年を迎え、多くの企業がこの制度を取り入れるようになっています。しかし、高ストレスと評価された従業員のうち、実際に医師面接を受けたのはわずか2.3%というデータが示すように、必要な支援が提供されていないのが現状です。また、経済産業省の調査によれば、産業医や保健師のリソース不足が原因で、多くの現場では必要な健康管理が実施できていない状況が続いています。こうした課題を踏まえ、ウィーメックスは潜在的な不調を抱える従業員への予防的なケアを提供するためにこのサービスを開発しました。
「パーソナライズ型セルフケア動画」の特長
ウィーメックスの新サービスには、以下のような特長があります。
1.
全員を対象にしたケア
従業員全員が対象となり、高ストレス者だけでなく、潜在的な不調を抱える従業員に焦点を当てています。
2.
多様なコンテンツ提供
ストレスチェックの結果と個々の関心に基づき、6つのストレスカテゴリと4つのテーマから24パターンの動画が自動で選定されます。これにより、各自に合ったセルフケアが可能です。
3.
相談支援の促進
動画内にリンクを設け、産業医やカウンセラーへのアクセスを容易にし、従業員が気軽に相談できる環境を整えています。
4.
効果の検証
視聴データや離脱ポイントを分析し、今後のサービス改善に活かす仕組みも取り入れています。
導入実績と成果
このセルフケア動画サービスは2025年2月から先行販売が始まり、2025年11月までに32社、5,270人に提供されています。導入企業のアンケート結果では、動画を視聴した従業員はストレス対処の行動実施率が24ポイント高いことが確認され、実際にストレスへの理解が深まったとの声も寄せられています。
今後の展望
ウィーメックスは引き続き、AIを利用してセルフケア動画のパーソナライズ精度を向上させる方針です。これにより、従業員のストレス状況に合わせたコンテンツの充実や、適切なサポートを提供する仕組みを構築することを目指しています。また、産業医や産業保健師の支援体制を補完し、全ての従業員がメンタルヘルスケアの恩恵を享受できるよう努めます。
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