経営シミュレーションゲーム
2025-07-30 15:36:24

株式会社理学ボディが導入した全員参加型経営シミュレーションワークの魅力

株式会社理学ボディが新たに導入したシミュレーションワーク



株式会社理学ボディ(本社:東京都渋谷区、代表:木城拓也)が全社員を対象に導入した「店舗予算組・予実管理ゲーム」は、社員一人一人が経営者視点を体感できる非常にユニークなワークショップです。このシミュレーションは、社員が自身の業務だけでなく、会社全体の利益や経費の管理について理解を深めることを目指しています。

なぜこのシミュレーションが必要だったのか?



企業が持続的に成長するためには、社員全員が組織全体を俯瞰し、「全体最適」を追求できる視点を持つことが不可欠です。特に、多店舗展開を行う同社では、各店舗のスタッフに経営者視点を持たせることで、自律的に判断できる力を育むことが重要とされています。しかし実際の業務では、売上や経費についての総合的な視点を持つ機会が少なく、部署間の連携が難しいという課題が浮き彫りになっていました。そこで、このシミュレーションが考案されたのです。

開発のきっかけ



このシミュレーションは、取締役の清水氏が「社員が自分の仕事にはコミットしているものの、他部門との連携が不十分で、全体視点が欠落している」と感じたことからスタートしました。「経営の教科書を何度読ませるよりも、実際の体験を通じて学ぶことがもっと重要だ」との思いから、数十回のシミュレーションを行い、試行錯誤の結果、完成したのがこのゲームです。

ゲームの具体的な流れ



このゲームでは、参加者は複数のグループに分かれ、それぞれの役割を担いながら、与えられた情報を基に仮説を立てていきます。例えば、売上達成責任者や人件費管理者など、実際の企業での役割を模擬的に演じることで、経営についての理解を深めていきます。

フェーズの流れ



1. 役割分担と初期情報付与
参加者は各グループに分かれ、初期カードを基に売上や経費の初期設定を行います。これにより、参加者は自分の役割に特化した情報を持つことになります。

2. 情報交換による全体像の把握
グループを解散し、同じ役割の参加者同士で情報を交換。この過程で出てきた様々な条件を持ち寄り、より多角的な視点を持ちます。

3. 再編後の最終仮説立案
各グループが再度集まり、豊富な情報を基に販売や経費の予測を行います。この段階ではより現実的な数字に基づいた議論が行われます。

このように、参加者は情報の断片的な理解から全体像を把握する過程を経て、得られた知見をもとに戦略的な判断を下すことが求められます。

学びと気づき



参加者は、ゲームを通じていくつかの重要な気づきを得ます。例えば、自分の部署だけの利益を追求しても全体の利益には繋がらないこと、経営指標の相互作用を理解し、自身の業務がどのように会社全体に貢献しているのかを感じることができる点です。また、コミュニケーションや協力の重要性についても深い学びが得られます。

参加者の声



実際に参加した社員からは、「このゲームのおかげで、日々の業務がいかに会社の利益に直結しているかを理解できた」との声が寄せられています。「隣の部署の情報が、自分の部署にも大きく影響を与えることをゲームを通じて学べた」とも。

今後の展望



この取り組みを通じて、株式会社理学ボディは「全員に経営視点を」という文化を企業全体に浸透させ、自立した思考を持つ社員を育成していきます。また、このシミュレーションの教育メソッドは他の企業にも展開される可能性があり、経営リテラシーの向上が望まれます。企業育成の新しいスタンダードとして期待されるこのプログラム、今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社理学ボディ
住所
東京都渋谷区渋谷1-12-2クロスオフィス渋谷701
電話番号
03-6712-6473

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