N-SIDE、東京進出
2023-12-14 08:00:02
N-SIDE、東京に新オフィスを開設しAPAC市場への展開を加速
N-SIDEが東京に新オフィスを開設
N-SIDEが東京に初のオフィスを設立し、アジア太平洋(APAC)市場への意欲を新たに表明しました。この新しい拠点は、ベルギーのルーヴァン=ラ=ヌーヴにある本社と、アメリカ・ボストン州キャンブリッジのオフィスに続く3つ目のオフィスです。
日本の電力市場への貢献
N-SIDEは、東京でのオフィス開設により、より持続可能で効率的な日本の電力市場の実現を目指します。今年初めに開始したJEPXとの提携を背景にし、N-SIDEはその高度な電力マッチングアルゴリズムを活用します。
このアルゴリズムは、需給の調整を最適化し、日本の電力市場の成長を支える魅力的なツールです。EUPHEMIAという電力マッチング・アルゴリズムは、ヨーロッパで10年以上の実績があり、最近ではインドの市場でも導入されています。N-SIDEとJEPXは2023年6月から提携を結んでおり、今後の展望に期待が寄せられています。
N-SIDE社のCEO、フィリップ・シュヴァリエ氏は「日本の送配電網は非常に特殊で複雑であるため、現地の体制を強化する責任があると感じています」と述べ、新オフィスでの取り組みに対する意気込みを語っています。合わせて、東京の新オフィスは、国際的なビジネスの拡大に向けた当社のコミットメントを示すものだと強調しています。
臨床試験支援の拡大
東京オフィスの設立初年度には、日本に在住する専門家5人がエネルギー市場だけでなくライフサイエンス業界でもアクティブに活動し、特に臨床研究の分野でのサービス向上を目指します。APAC地域には5600の製薬会社が存在し、これらの企業が現在進行中の臨床試験の数は9,000件以上に達します。N-SIDEはこれに対して、現地の言語でサービスを提供し、顧客のニーズに応じた支援を行います。
最新のソフトウェア「Lighthouse」は、あらゆる臨床試験に対応可能であり、APAC市場における重要な鍵となります。この新しい技術を活用することで、臨床試験の効率を向上させ、持続可能な医薬品開発を進めることが期待されています。
グローバルなネットワークの一環
東京オフィスは、N-SIDEがアメリカのオフィスに続いて行った拠点開設の一環であり、同社は虎ノ門ヒルズビジネスタワーに位置する新オフィスでさらに多様なサービスを提供し、地域市場での成長を加速させる計画です。
N-SIDEとしては、エネルギー分野での持続可能な発展に寄与しつつ、臨床試験の効率を上げることに取り組んでいます。これにより、日本だけでなくアジア全体での影響力を高め、より持続可能な社会の実現をサポートする方針です。
N-SIDEについて
N-SIDEは、持続可能な未来を目指して、エネルギーやライフサイエンス分野の効率を向上させるためのソフトウェアおよびサービスを提供しているグローバルなリーダーです。同社は30カ国以上で展開し、多様なバックグラウンドを持つ200人以上のチームを擁しています。これにより、効率的な意思決定の支援を行い、より持続可能な世界への移行を推進しています。
さらにN-SIDEは、Bコーポレーション認証を取得し、ISO 14001およびISO 27001の基準も満たす企業です。将来的にはAPAC地域でも大きな影響を与える存在として成長していくでしょう。
会社情報
- 会社名
-
N-SIDE株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー
- 電話番号
-