レゾナックが会長賞を受賞
株式会社レゾナック、代表取締役社長 CEOの髙橋秀仁が率いる企業が、LCA日本フォーラム主催の第22回LCA日本フォーラム表彰において、「会長賞」を受賞しました。この受賞は、レゾナックがプラスチックのガス化ケミカルリサイクルを通じて、環境負荷を大幅に軽減する取り組みをしたことに対する評価として、大きな意味を持ちます。
プラスチックリサイクルの新たな地平
受賞の理由は、レゾナックが推進している「プラスチック・ガス化ケミカルリサイクルにおけるライフサイクル思考と循環型事業モデル構築への挑戦」です。本取り組みにより、温室効果ガス(GHG)排出量が従来の化石資源に基づくプロセスと比較し、80%強削減されることが確認されました。このプロセスでは、廃プラスチックを原料とし、環境に優しいアンモニアを生成しています。
年間を通じての取り組みが公開されており、これにより、レゾナックは環境経営における透明性の向上にも努めています。LCA(ライフサイクルアセスメント)を用いて、どのように環境負荷が減少するのかを数値で示すことで、業界内外からの信頼を構築しました。
特筆すべき循環型事業モデル「CirculaC」
レゾナックが展開する循環型事業モデル「CirculaC」は、使用済みプラスチックの徹底的な再利用を目指したプロジェクトです。使用済みのプラスチック製品を原料にして価値を創出し、化石資源への依存を減らすとともに、持続可能な経済システムを構築することを目指しています。特に、2030年にはアンモニア製造の水素原料を100%使用済みプラスチック由来に切り替える計画です。
社会との対話を重視
レゾナックは、企業の環境戦略を社会と積極的に共有することで、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献しています。取引先企業や地域住民、行政と情報交換を行い、株式会社の製品・サービスがどのようにして環境に優しいかを理解してもらうための努力を続けています。これには、工場見学や審査報告会、各種発表を通じて広く発信しています。
今後に向けた取り組み
レゾナックは、今後も環境負荷を軽減するための最先端技術の開発に注力し、国際的な認証取得にも積極的に取り組んでいます。2023年には国内で初めて使用済みプラスチックを原料とした国際認証「ISCC PLUS」を取得し、その効果を広めることに成功しています。
これらの取り組みは、レゾナックの企業理念である「化学の力で社会を変える」を具現化し、環境と経済の調和を図るための重要なステップです。資源循環と脱炭素社会の実現に向けて、ライフサイクル思考に基づく情報提供を重ねるとともに、国内外への技術ライセンス供与を通じて持続可能な社会の構築に寄与し続けることでしょう。