スタートアップグローバル交流の拡大へ
国内最大のスタートアップカンファレンスである「IVS」が、新たにグローバル交流を推進するイベント「GLOBAL CONNECT」を立ち上げました。この取り組みは、日本のスタートアップエコシステムのさらなる発展を図るもので、特に起業家や投資家にとって非常に意義深い内容です。
GLOBAL CONNECTの背景
「IVS」は、「次世代の、起爆剤に。」を理念に、日本のスタートアップシーンを牽引してきました。その中で、2024年には毎年恒例のスタートアップカンファレンスに加え、グローバルな交流機会を豊かにするための新たな施策を実施します。特に11月にはインドのデリー、ムンバイ、バンガロールを訪れる「IVS EXTREME in India」を開催し、国際的なつながりを強化しました。
12月には、「Tokyo Founder's Day - The Success Formula behind Early Stage Startups」を共催し、Y CombinatorのCEOであるGarry Tan氏といった世界的なリーダーたちを迎え、スタートアップの成長戦略について熱い議論が交わされました。
今後の展望として、2025年には新たに「GLOBAL CONNECT」と名付けたイベントシリーズを開始し、毎週異なるグローバルテーマで多彩なイベントを展開します。この取り組みは、東京都の“グローバル交流活性化事業”の一環でもあります。
イベントの概要
最初のイベントは1月16日に開催され、「生成AI最前線 - グローバルで戦えるAI起業のポイント」というテーマで、AVA Travel代表の宮崎祐一氏とANOBAKAの槙原ありさ氏を迎え、ビジネス運営やチームビルディングのノウハウを深掘りします。起業家や起業を目指す人々には、貴重な横のつながりを得る機会となるでしょう。
1月21日には「越境への扉 - グローバルへ向けたマインドセット」をテーマに、フィンランドからの起業家Antti Sonninen氏と、日本のスタートアップにおける成功の道筋を探ります。
続いて、1月28日には「資金調達 - 日本のVC x グローバルスタートアップ」をテーマに、スタートアップの投資において不可欠な視点について掘り下げます。
さらに、2月3日には「採用 - グローバルで戦うチームの作り方」、2月10日には「Ecosystem - グローバル基準の環境とは」というセッションを通じて、多様性に富んだチームの構築方法を学び、日本のスタートアップが直面する課題を明確にしていきます。
そして、2月12日には「Report about Tour of India」と題したイベントを開催し、インド市場における展開のリアルな体験を報告します。最後に、2月17日には「Going Global: Asia –Korea & Taiwan」というテーマで、アジア市場に向けた具体的なアプローチをテーマに設定しました。
これら一連のイベントを通じて、日本のスタートアップがグローバルな舞台での成功を収めるためのネットワークを広げ、さらなる成長へ繋げていくことが目的です。参加希望者はLumaからの申し込みが必要となります。各イベントが起業家の新しい一歩となることを期待しています。
詳細な情報はこちらからご確認ください。