学生と企業が手を組む新たな社会貢献キャンペーン
株式会社心力舎が主催する「tobiraドリームプロジェクト」の授業を通し、東洋大学と株式会社RCが協力し、新たな全国キャンペーン「WWWWWWWIN×WIN(ウィンウィン)」を展開します。このキャンペーンは2025年6月1日から全国130の拠点で始まる予定です。
「WWWWWWWIN×WIN」の目的
この取り組みは、学生と企業が新たな連携を図り、リユースと社会貢献を両立させることを目指しています。昨年度から続くこのプロジェクトは、産学連携の一環であり、学生が実際に企業のフランチャイズ本部の「スタッフ」として参加することが特徴です。学生にとっては、企画力や実行力を育む貴重な経験となり、企業にとっても若い視点からの新しいアイデアが得られると期待されています。
キャンペーン概要
「WWWWWWWIN×WIN」の特徴は、以下のように社会と企業、そして消費者の三者が利益を享受する仕組みです。
- - 口コミ投稿報酬:利用者がLINEで口コミを投稿すると、500円分のギフトや現金がプレゼントされます。
- - 物資寄付:投稿数に応じて、株式会社RCはNPO団体に対して物資寄付を行います。
- - ランクアップ制度:口コミ投稿数に応じて、サービス利用者に特典を提供するランクアップ制度が適用されます。
- - 目標:全国で1万件以上の口コミ収集を目指して実施されます。
このキャンペーンは、学生がフランチャイズビジネスの仕組みや顧客の心理を学びながら、社会に実装可能なアイデアを提案することを目的としています。
学生の感想と取り組み
東洋大学「井上ゼミ」の学生たちからは、キャンペーンに参加した感想が寄せられています。例えば、豊田陽梨さんは「企業とお客様の双方にメリットがある企画を考えるのが難しかった」としながらも、多くの感謝の気持ちを表しています。さらに、「この経験が地方創生に繋がることを実感し、今後のゼミ活動に活かしていきたい」と意気込んでいます。
中田のんさんは「自分の考えを実現させることの大切さを知った」と感じ、実際の社会での行動の重要性を強調しています。また、伊藤統音さんは「このキャンペーンが多くの人にとってウィンウィンな関係になることを願っています」と語りました。
教授や企業関係者のコメント
井上教授は「学生が提案した企画が企業のキャンペーンとして実現したことを喜ばしく思っています。企業と学生との貴重な接点を通じ、双方が得るものが大きかった」と述べています。株式会社RCの代表取締役、大堀直樹氏は、「学生の柔軟な発想力は、私たちの業務に新たな視点をもたらし、今後もこのような取り組みを続けたい」と語りました。
まとめ
「WWWWWWWIN×WIN」キャンペーンは、学生が実社会で経験を積む貴重な機会を提供し、同時に企業との連携を深める革命的な試みです。今後の展開に目が離せません。