視覚障がい者向けナビゲーションシステム「shikAI」の導入
2024年11月1日、つくば駅とつくばセンターバスターミナル間に、リンクス株式会社が開発した視覚障がい者向けナビゲーションシステム「shikAI」が搭載されることが決定しました。これは、視覚障がいを持つ方々が移動をより安全で快適に行うための取り組みです。
「shikAI」は、点字ブロック上に設置されたQRコードを専用アプリで読み取ることで、音声ガイドを通じて現在地から目的地までの正確なルートを案内します。このシステムは、筑波技術大学の協力を得て、2023年の春に実施された実証実験の成果を基にしています。
このナビゲーションシステムの導入により、鉄道とバスの運行が相互に連携し、視覚障がい者が一人でも安心して移動できる環境が整います。具体的には、つくば駅構内の多くのエリアやつくばセンターバスターミナルが対象で、利便性や安全性が検証されています。
利用方法とアプリについて
「shikAI」はiOS専用のアプリで、使用するにはiPhoneが必要です。App Storeからアプリをダウンロードし、利用者はアカウントを作成します。続いて、QRコードを読み取ることで目的地を選択し、音声ガイドに従って目的地へとナビゲートされます。このシステムの特徴は、音声ガイドによる方向指示と距離情報の提供です。
料金について
利用は無料ですが、通信料金については利用者の負担となります。