建職バンク全国展開
2020-01-21 18:10:01

全国展開を果たした「建職バンク」が電気人材不足の解消を目指す

全国展開のスタートを切った「建職バンク」



株式会社アーキベースが提供する「建職バンク」は、2020年2月から全国規模での電気工事施工管理や電気設備管理の人材紹介サービスを開始しました。これは、急速に発展する電気業界において、ビジネスと安全の双方を支える人材の不足という大きな課題の解決に向けた一石を投じるものです。

電気業界の人材需要が高まる背景



2020年東京オリンピックに向けての建設需要の急増や災害による電気の復旧、さらには電気自動車や新技術の進化による市場拡大が、人材の急成長を促しています。特に、電気工事施工管理に必要とされる「電気工事施工管理技士」や「電気主任技術者」は、法律により現場に配置されることが mandated されており、その資格を持つ人材が求められています。電気業界全体の市場規模は約12兆円に達し、その中での人材の必要性も高まり続けています。これにより、電気系職業の多様性が求められ、様々な分野での適応力が必要となっています。

深刻な人材不足の現状



その一方で、電気業界は深刻な人材不足に直面しています。特に高齢化が進んでおり、55歳以上の就業者が34%を占める状況です。さらに、29歳以下の従業員の割合はわずか11%であり、これは若手の人材が電気業界に入ることが難しい環境を示しています。なぜなら、団塊世代の大量離職が予想される中、2020年には約90万人の新たな労働力が求められるとの推測もあります。

経済産業省の調査によれば、今後の数十年で電気工事士や主任技術者においても深刻な不足が懸念されています。電気工事士では2020年に2万人の不足、主任技術者については2045年時点で4000人の不足が見込まれています。この様な背景から、業界としての採用ニーズの高まりは明らかであり、労働生産性向上への意識も強まっています。

電気人材紹介サービスの成長と全国展開



「建職バンク」は、2017年から電気人材の紹介に取り組み、関東地域での取引求人数は2800件に拡大しています。この成功を受け、2020年に全国47都道府県への展開を果たしました。これにより、より多くの企業が専門の人材を確保できるようになります。

サービスの目的は、日常生活に欠かせない電気を支える職種の重要性を広く知ってもらい、人材不足という社会的問題の解決を図ることです。また、そのためのサービス改善を継続的に行います。

企業概要とサービス詳細



「建職バンク」の提供するサービスには、電気工事施工管理と電気設備管理の専門家を紹介するものがあります。さらに詳細な情報は公式サイト(建職バンク)をご覧ください。

「建職バンク」の運営元である株式会社アーキベースは、東京都千代田区に本社を構え、2017年に設立されました。代表取締役社長の岩木亮介氏がリーダーシップを取り、若い人材の育成にも挑戦しています。公式ウェブサイトはこちらからアクセス可能です。

今後の展望



電気業界で求められる人材を一人でも多く紹介し、より多くの企業や社会に貢献するため、建職バンクは引き続き、質の高いサービスを提供し続けることを目指しています。人々の生活を支える「電気」というインフラそのものの充実を図るために、今後とも目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社アーキベース
住所
九段南2-7-1 喜京家ビル2階
電話番号
03-6261-5350

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