大きな栄誉、JALの伊藤夫臣子が受章した黄綬褒章
2025年4月28日、国土交通省から発表された令和7年度春の褒章で、JALの客室乗務員、伊藤夫臣子が「黄綬褒章」を受章することが明らかになりました。彼女は果敢な努力と技術で業界の模範となる存在であり、客室乗務員としては初の受章者となります。この栄えある賞は、農業や商業、工業などの分野で優れた業務を行った方に贈られ、伊藤氏の業績が高く評価された証です。
受章の伝達式は5月20日(火)に国土交通省で行われ、さらには皇居での拝謁も予定されています。JALでは、伊藤氏を含む4名が受章することになり、今般の受章の背後には、彼女のみならず、同僚たちの努力もあると言えます。
伊藤夫臣子の思いと感謝の言葉
伊藤氏は受章の発表に際し、「このたびは黄綬褒章受章の栄に浴し、身に余る思いでございます」と述べ、日頃の仲間の支えに感謝の意を示しました。彼女は、JALグループで働く客室乗務員にとって誇りであり、非常に嬉しく感じていることを強調しました。
JALは1951年の創立以降、日本の空の歴史そのものを築いてきました。そして、客室乗務員たちは常にお客様の安全を第一に考え、業務に取り組んできました。伊藤氏もその一員として、常に新たな挑戦や出会いがあるこの仕事の魅力を感じながら日々を過ごしてきました。仲間と共に最高のサービスを提供することに喜びを見出す彼女の姿からは、プロ意識が伺えます。
職場環境の重要性と未来への思い
伊藤氏は、安心して働ける職場環境のおかげで、この職業を長年にわたり続けられたと語っています。彼女は「やりがいのある客室乗務員の仕事に、未来の若者が興味を抱いていただけるよう、今後も精進してまいります」と決意を込めました。
伊藤夫臣子の経歴
伊藤夫臣子の経歴は、以下の通りです:
- - 昭和56年5月13日:日本航空株式会社に入社
- - 昭和57年2月5日:国際線客室乗員部でスチュワーデスとして活躍
- - 平成25年5月1日:第1客室乗員部の部長に就任
- - 平成26年5月1日:成田第1客室乗員部の部長に就任
- - 平成27年9月20日:第63回「空の日」において、航空関係功労者として国土交通大臣表彰を受賞
- - 平成28年5月1日:JALナビア東京センターで室長に就任(出向)
- - 令和2年8月1日:総合政策センター地域活性化推進部で地域アンバサダー室の室長に就任
- - 令和6年4月1日:ソリューション営業推進部の担当部長に就任
このたびの黄綬褒章受章は、伊藤夫臣子がこれまでの努力と成果を認められた象徴でもあり、今後も彼女が活躍し続けることで、若い世代に影響を与えることを期待されています。