任天堂Switchを大画面で楽しむモバイルディスプレイ「ORION」がクラウドファンディング成功

任天堂Switch向けの新たな大画面体験「ORION」とは

ゲームファン待望のモバイルディスプレイ「ORION」が、株式会社TORO TECH JAPANの手によって新たに日本市場に登場します。これは、台湾のUp-Switchが開発したディスプレイで、11.6インチのフルHD液晶を搭載。任天堂Switch本体を簡単に接続できるユニークな設計が特徴です。

クラウドファンディングの成功

このプロジェクトは、2023年2月22日から始まり、たった40時間で目標金額の5,000,000円に達成しました。この迅速な成功は、広範な支持を集めた結果であり、特に大画面でゲームを楽しみたい熱心なファンや、視力の問題から通常の画面でのプレイが難しいシニアゲーマーからの応援が目立ちました。

ORIONの特長

ORIONの主な特徴には、以下が含まれます：

- 11.6インチ FULL HD 1920x1080 ディスプレイ
- Nintendo Switch専用スロット
- JOY CONスライドホルダー
- 安定した自立のためのキックスタンド
- DUALスピーカー（2.5W x 2）
- HDMI外部入力端子
- USB-TYPE C（5V 1.5A～駆動）
- 3.5mmステレオイヤホンジャック

ORIONは、Nintendo Switch本体を直接接続でき、ゲームを大画面で楽しむための理想的なデバイスです。バックカバーを開けると、Nintendo Switchを挿すためのドックが現れ、Joy-Conを取り外してもそのまま使用できます。このデザインにより、携帯モードでも大画面で快適にプレイできる環境を提供します。

市場の動向と今後の展望

プロジェクト期間は2023年5月21日まで予定されており、支援へのリターンとして製品の発送は2023年7月に行われる見込みです。また、支援者にとっては、通常のアメリカでの販売価格379USD（約43,000円）よりも魅力的な価格の33,000円で手に入るチャンスとなります。

もちろん、プロジェクトが進む中で直面する課題も少なくありません。世界情勢の不安定化や、原材料費の上昇、さらには新型肺炎の影響による物流コストの増加など、多くの逆風が吹いています。しかし、そんな中でも勇気を持って挑戦する姿勢は、多くの人々の共感を呼び、支援を集めました。