2月14日が近づくにつれ、バレンタインデーの雰囲気が一層高まっています。毎年、この日はカップルにとって特別な日であり、心のこもったプレゼントを送りあう機会として知られています。しかし、最近は「推し活」を通じた新しい楽しみ方が注目されているという実態が明らかになりました。
株式会社RECCOOが運営する「サークルアップ」は、Z世代に特化したリサーチサービスとして、大学生500人を対象に「バレンタインと推し活」について調査を実施しました。その結果、バレンタインの過ごし方や恋愛観について興味深いデータが集まりました。
まず、調査の結果、32%の大学生が「恋人的なパートナーがいる」と答えました。この数字は、恋愛を中心にしたバレンタインイベントの参加状況に影響を与えると思われます。
次に、「恋人にバレンタインのプレゼントをあげる予定があるか」という質問には、25%の大学生が「ある」と答え、逆に75%が「ない」との結果が出ました。この結果を受けて、世代メンバーからは驚きの声も聞かれました。「恋人がいる人の中で、先方にプレゼントを渡さない人が多くいるとは思わなかった」との意見があがり、バレンタインが特にプレゼントを必要としないイベントであることが浮き彫りになりました。
また、「恋人とバレンタインを過ごす予定があるか」という問いに対しては、16%の学生が「ある」と答え、残りの74%は「ない」としました。このデータから、カップルイベントとしてのバレンタインの重要性が以前より薄れている可能性が浮き彫りになりました。
興味深いのは「推し活」をバレンタインで行う予定の大学生がわずか6%であった点です。87%の大学生は「推し活をする予定がない」と回答し、現段階では推し活動が主流にはなっていないことがわかりました。
自由回答で寄せられた意見からは、推しと過ごす新たなバレンタインの楽しみ方を支持する声もありました。「複数の人たちと過ごせるのは新鮮な感じがする」と言う意見や、「それも一つの愛の形ではないか」と評価する声もありました。
このように、Z世代特有の意識やバレンタインの楽しみ方が明らかになった今回の調査結果。株式会社RECCOOは、このデータをもとにさらなる研究を深め、Z世代のリアルな声を反映した情報発信を続けていく考えです。
調査は2025年2月7日に行われ、大学生からの意見を集めて行われました。調査の詳細な結果やローデータは、企業からの問い合わせに応じて提供されるとのことです。興味のある方は、ぜひサークルアップのウェブサイトを訪れてみてください。
バレンタインが近づく中、Z世代の独自の楽しみ方や価値観を知ることができたこの調査は、今後のトレンドを読む上で非常に重要な情報となることでしょう。