會田瑞樹熱演
2024-10-02 19:31:41

會田瑞樹と聖クリストファー室内合奏団がリトアニアで熱演!新作初演の歓迎

リトアニアでの音楽の祭典:會田瑞樹の熱演



打楽器奏者であり作曲家の會田瑞樹が、リトアニアの聖クリストファー室内合奏団との共演によるシーズンオープニングコンサートで、その創造力を発揮しました。この特別なコンサートでは、新作《Stardust》を含む計三作品が世界初演され、会場は感動に包まれました。

聖クリストファー室内合奏団は1994年に設立され、当時のリトアニアには存在しなかったプロの弦楽合奏団としてその役割を担ってきました。楽団名は、ヴィリニュスの守護聖人に由来し、以来幅広いレパートリーで多くの観衆を魅了しています。現在は、新進気鋭の指揮者モデスタス・バルカウスカスが音楽監督として指導しています。

會田との初めての共演は2018年にさかのぼります。リトアニア出身のコントラバス奏者ダニエリス・ルビナスの紹介により、権代敦彦作品の初演を行い、それをきっかけに二国間の音楽的な交流がスタートしました。この交流は2020年に行われた特別公演を経て、リモート演奏によっても実を結ぶこととなります。その公演では會田の作品《Sutartinés》が世界初演され、多くの称賛を受けました。

2023年のコンサートでは、會田は6年ぶりのリトアニア訪問を果たし、現地の聴衆は彼の再演を心待ちにしていました。公演には駐リトアニア全権大使の尾崎哲氏夫妻も出席し、祝福の中で盛大に開幕しました。

コンサートは、聖カトリーヌ教会という歴史的な背景を持つ場所で行われ、荘厳な雰囲気の中で楽曲が演奏されました。プログラムの第一曲目は小山清茂作曲の《アイヌの唄》。この作品は東洋の力強い響きが特徴で、會田は山形県の竹の模様の法被を着用しその文化を体現しました。

次に演奏されたのは吉松隆作曲の《鳥は静かに…》。この曲は静謐な雰囲気を生み出し、観客はその美しい音色に浸りました。そして會田瑞樹が作曲した《Stardust –Concerto for Vibraphone and Strings Orchestra–》が初演され、ジャズの巨匠ライオネル・ハンプトンへの敬意を表した作品として非常にわかりやすい形で受け入れられました。

さらに、薮田翔一作曲の《Gush Ⅱ》や佐原詩音作曲の《Aqua Caustics》も初演され、それぞれの作曲家の表現が試されました。會田はこのコンサートにおいて、自らの作品を含めた四作品の演奏に挑戦し、高い集中力で音楽的表現を実現しました。観客からの熱烈な拍手は、その成果を物語っています。

このような公演は、リトアニアと日本の文化交流の深化を示す重要な機会となりました。日本国が1991年にリトアニアを承認し、それ以降の両国の絆もさらに深まっています。會田は、今後も国際的な文化交流に尽力し、両国の音楽界が共に歩む未来を見据えています。

この公演はリトアニア国営放送により高音質で収録され、将来的には配信される予定です。これにより、リトアニアでの彼の活躍をより多くの人々に届けることが期待されています。會田はこの成功を糧に、次なる日本ツアーの実現に向けた準備を進めていきます。


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会社情報

会社名
會田瑞樹
住所
東京都江東区亀戸5-20-18福島コーポ一階
電話番号
080-6008-1297

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