2025年のベストモチベーションカンパニーアワード開催!企業の働きがいを称賛
2025年3月12日、株式会社リンクアンドモチベーション主催の「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」が東京で開催されました。このイベントは、企業と従業員との相互理解を重視した「エンゲージメントスコア」を基に、モチベーションの高い企業を表彰するものです。2011年から始まり、今年で15回目を迎えました。
エンゲージメントの重要性
このアワードは、従業員のモチベーションが企業の成長の要であるとの考えのもと設立されています。特に「モチベーションクラウド エンゲージメント」という同社のサービスは、従業員エンゲージメント市場で7年連続でシェア1位を誇ります。これは、企業におけるエンゲージメント向上の重要性を再認識する契機ともいえるでしょう。
受賞企業の発表
今年は、6年ぶりの対面形式で行われ、オンライン配信も組み合わせたハイブリッド形式が採用されました。受賞企業は以下の通りです:
- - 大手企業部門(5,000名以上): SBCメディカルグループ(3連覇で殿堂入り)
- - 大手企業部門(5,000名未満): 山陰合同銀行(昨年の第3位からの大躍進)
- - 中堅企業部門(1,000名以上): ノースサンド(昨年の第3位からの1位獲得)
- - 中堅企業部門(1,000名未満): アイレット(今年は大きな組織変革に成功)
- - 中小企業部門: データX(2020年からの進化を遂げました)
モチベーションチームアワード2025
さらに、先行して行われた「モチベーションチームアワード2025」では、106の部署が受賞。組織としての取り組みが評価されました。
トークセッションでの学び
表彰式では、経営者や人事責任者によるトークセッションも実施され、中小企業の成功事例や大手企業の変革実績が共有されました。
中堅企業部門では、佐竹食品グループとノースサンドが参加。採用やマネジメント育成が重要であるとの意見が多く聞かれました。特に、人的資本に関する経営戦略が求められています。
大手企業においては、エンゲージメントサーベイの導入が増加していますが、実際の行動としての変革には経営陣の関与が不可欠との指摘がありました。パナソニックの事例がその好例です。
今後の展望
最近の労働市場の変化により、企業は従業員の選ばれるための施策を練る必要があるとされます。AI技術の進展により人材獲得競争は激化するでしょう。そのため、企業は持続的なエンゲージメントを確保し、人的資本経営を進める重要性が増しています。
今後もリンクアンドモチベーションは、調査と分析を行い、企業がエンゲージメントを高めるサポートを続けていくことでしょう。このような取り組みによって、優れた企業文化の形成と、従業員一人ひとりの成長が期待されます。
リンクアンドモチベーショングループについて
- - 代表取締役会長: 小笹 芳央
- - 資本金: 13億8,061万円
- - 証券コード: 2170(東証プライム)
- - 本社所在地: 東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー15階
- - 創業年: 2000年
- - 事業内容: 組織開発、個人開発、マッチング、ベンチャー・インキュベーションなど多岐にわたる