ロイヤルホテルの最新情報
株式会社ロイヤルホテルが、経済産業省が定める「DX認定事業者」として認定されました。この認定は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している企業に与えられるもので、経営の効率化や新たな顧客価値の提供を目的とした取り組みが評価された結果です。
DX認定制度の概要
この『DX認定制度』は、2020年に施行された「情報処理の促進に関する法律」に基づいており、経済産業省は企業がどのようにデジタル技術を活用しているかを厳しく評価しています。特に、DXに向けた戦略立案や体制整備が求められる中、ロイヤルホテルはその要件を見事にクリアしました。
詳しい情報は、
経済産業省のDX認定制度ページで確認できます。
ロイヤルホテルのDX戦略
ロイヤルホテルでは、2019年から業務プロセスのデジタル化や顧客とのコミュニケーションの向上に取り組んできました。具体的な施策としては、社内管理部門でのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入や、ホテル運営部門のシステムの刷新、さらには各種WEBサイトの開発などが挙げられます。
これらの取り組みは、社内ポータルサイトや人事システム、ブライダル用の顧客向けサイト、レストランのPOSシステム、ECサイト、CRMシステムにまで及び、DXの基盤を整えてきました。
そして2023年12月には、さらに進化した『お客様や社内に新たな価値を提供する』ことを目指すDX推進室が設立されました。今後のDX展開に向けて、AIを活用した新規のPMS(プロパティ・マネジメント・システム)の導入や、DX人材の育成に力を入れているとのことです。
顧客体験の向上と持続可能な発展
ロイヤルホテルは、デジタル技術を取り入れつつも、ホテルビジネスの原点である「あたたかいおもてなし」「おいしい料理」「快適な空間」を大切にしています。これにより、顧客体験を向上させることが最終的な目標です。
「人を、地域を、日本を、世界をあたたかい心で満たしていく」という企業のパーパスを基に、ロイヤルホテルは人と人とのつながりを支持し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
90周年に向けた展望
2025年には創業90周年を迎えるロイヤルホテルは、これからも新しい価値創造に向けた活動を続けていくことでしょう。顧客とのより良い関係を築くためのデジタル技術の活用は、今後ますます進化し続けることが期待されています。これにより、全てのステークホルダーに対して価値を提供していく姿勢は、確かな未来への道を示してくれています。
詳しい取り組みについては、
リーガロイヤルホテルグループのDXに関するページもご覧ください。