気候変動対策の新境地を拓くKlima Research Instituteの設立

Klima Research Instituteの設立について

2023年10月11日、KlimaDAO JAPAN株式会社が気候変動対策専門のコンサルティング部門「Klima Research Institute（KRI）」を設立しました。これは、急速に増加する企業の気候変動対策に対するニーズに応えるための取り組みです。KRIは、Web3技術とカーボンクレジットを融合させた独自のソリューションを提供し、効率的かつ透明性の高い気候変動対策の支援を目指しています。

KlimaDAO JAPANの歩み

KlimaDAO JAPANは、Web3技術を駆使した気候変動対策の先駆者として、その設立以来、多くの実績を積んできました。特に、自治体向けのカーボンクレジットとNFTの連携に関するトークンエコノミーの設計や、製造業向けのカーボンクレジット市場の動向分析といった、さまざまな分野での貢献が評価されています。具体的な支援事例には、長崎県西海市での独自トークンエコノミーの設計が挙げられ、この取り組みが地域経済の活性化に寄与しました。

KRIの主なサービス

KRIは、企業の気候アクションを強力に支援する幅広いサービスを提供しています。具体的には以下の内容です：

- スポットコンサルティング：気候アクションの立ち上げからプランニング、実行サポートまでを手厚く支援。初回は60分の無料相談を実施。
- アドバイザリーサポート：脱炭素戦略の立案や、カーボンクレジットの戦略的活用に関するアドバイスを提供し、高品質なカーボンクレジットの調達支援も行います。
- システム開発：J-クレジットやボランタリークレジットを基にしたカーボンクレジットトークンやマーケットの開発、スマートコントラクトの設計をサポート。
- トレンド・業界リサーチ：同業他社の動向や最新テクノロジーのリサーチを通じて、企業の取り組みを支援します。

代表者のコメント

代表取締役の濱田翔平氏は「脱炭素やカーボンニュートラルの重要性が増す中、ブロックチェーン技術とカーボンクレジットに関する情報提供の必要性を強く感じていました。KRIは、先進的な取り組みを通じて、もっと多くの企業のカーボンニュートラルを実現するための支援を行います」と述べており、企業と団体の脱炭素化を推進する考えを示しています。