日韓音楽交流の特別演奏会が東京で実施
2025年3月1日、東京では日韓の音楽交流をテーマにした特別なイベントが開催されます。東京フィルハーモニー交響楽団とKBS交響楽団の合同演奏会のための公開リハーサルと、トークセッションが行われます。このイベントは、日本と韓国の国交正常化60周年を祝うものです。
公開リハーサルの流れ
リハーサルは、東京音楽大学池袋キャンパスの100周年記念ホールにて行われます。12時から16時30分までの間に予定され、間には休憩が設けられます。参加者は、指揮者チョン・ミョンフンを含む演奏者たちによる音楽の準備を間近で体験する機会を持ちます。演奏される曲目には、モーツァルトの「二台のピアノのための協奏曲」とマーラーの「交響曲第1番『巨人』」が含まれています。
トークセッションの内容
リハーサルセッションの後、同日17時30分からは音楽文化の発展に関するトークセッションが行われます。このセッションでは、日韓のクラシック音楽からポップスまで幅広い音楽文化の理解を深めることを目的に、特に日韓の音楽がどのように互いに影響を与えているのかを考えます。登壇者には、音楽社会学の専門家である金成玟氏が参加し、日韓のポピュラー音楽の歴史と未来を語ります。
音楽文化振興への貢献
ロッテグループもこのイベントに協賛しており、音楽文化の発展に寄与しています。同グループは2018年にソウルにロッテコンサートホールを開業し、東京フィルハーモニー交響楽団のオフィシャル・サプライヤーとしても支援を行ってきました。今回の合同演奏会は、両国を代表する楽団の演奏を通じて、長年の交流をさらに深める機会となります。
参加方法について
参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。リハーサルとトークセッションいずれも先着順での受付となるため、早めの申し込みを推奨します。また、各イベントの詳細については公式サイトで確認できます。音楽を愛する全ての人にとって、この機会は見逃せません。
この特別な演奏会を通じて、日韓の音楽文化がいかに豊かで多様であるかを体感し、楽団のメンバーと共に素晴らしい音楽の瞬間を共有しましょう。多くの方の参加をお待ちしています。