近年、熊が市街地に出没する問題が深刻化しています。このため、子どもたちの安全を確保する施策が急務となっています。そんな中、東京都文京区のBST株式会社は宮城県仙台市に位置する仙台市立松陵中学校と共同で、AIカメラを用いた実証実験を開始しました。本プロジェクトの目的は、学校周辺の裏山に設置したAIカメラを通じて、熊がどのような時間帯にどれほど出没するのかを把握し、実際の安全対策へと繋げることです。
実証実験は2026年1月19日から約1か月間、松陵中学校の敷地内で行われます。カメラを設置する位置は、裏山が撮影可能な場所に設定され、リアルタイムでの熊の出没状況の確認とともに、録画データに基づいたAIによる分析が行われます。具体的には、熊の出現時刻や出現頻度を集計し、地域住民や学校側が迅速に対応できるような安全対策の立案に役立てられます。なお、収集したデータはプライバシーに配慮して人物の顔部分にはモザイク処理を施す予定です。
実証実験の結果を踏まえ、BST株式会社は今後、地方自治体に対して最大100台のAIカメラを無償でレンタルする試みを予定しています。これにより、地域全体の安全対策を強化することを目指しています。同社の代表、上野俊行氏は「AIカメラによって、熊の行動を可視化し、地域における安全対策を構築するお手伝いをしたい」と強い意気込みを見せています。
BST株式会社は、AIカメラレンタルの他にもウェブデザインやシステム開発、ビジネスセミナーの提供など幅広い事業を展開しています。また、SNSでもさまざまな情報を発信しているため、興味がある方は公式サイトやインスタグラムをご覧ください。地域の子どもたちの安全を守るため、最先端の技術を活用したこの取り組みに今後も注目が集まります。BST株式会社の活動は、安心して暮らせる地域づくりに寄与するものとして期待されています。
【実証実験概要】
- - 目的: 熊から子どもを守るための安全対策検証
- - 期間: 2026年1月19日(月)~約1か月間
- - 場所: 仙台市立松陵中学校敷地内
- - 内容: AIカメラによる熊の出没状況の確認、リアルタイム通知、録画データを用いたAI分析(時間帯別出現数など)
今後も、このような取り組みが広がることで、地域の安全性が一層高まることが期待されます。皆さんも是非、対象地域の安全対策について考えてみてはいかがでしょうか。