日本初のサイエンティフィック・ゲームジャムで輝いた賞
2024年11月29日から12月1日まで、日本科学未来館で開催される「サイエンティフィック・ゲームジャム東京2024」にて、東京国際工科専門職大学のチーム「Dinner Buffet」が開発したゲーム「Memory Trip」がゴールドピクセル賞(最優秀賞)を獲得しました。このイベントは、フランスの大使館の協力により実現されたもので、国内外の参加者が集まる貴重なイベントとなりました。
サイエンティフィック・ゲームジャムとは
このイベントは、科学的なテーマをもとにしたビデオゲームを48時間内に制作することを目的とするハッカソンです。フランスのグルノーブルで2014年に始まり、現在ではフランス各地で開催されています。今回、日本で初めての開催となり、多くの学生や専門家が集い、チームでの創造性を活かした挑戦が行われました。
東京国際工科専門職大学の参加
東京国際工科専門職大学から参加したのは、デジタルエンタテインメント学科と情報工学科の学生。彼らは、限られた時間の中で協力し合いながら、ゲーム開発に取り組みました。「Memory Trip」は、チームのメンバーである山口翔太郎、宮下庄太郎、大場龍季、吉田彩乃、平井隼士の5名によって制作されました。参加メンバーたちは、互いのアイデアやスキルを共有し、試行錯誤を繰り返しながら作品を完成させたと語ります。
学生のコメント
部門賞を受賞したチームメンバーは、次のようにコメントしています。
- - 「この挑戦は、メンバー全員の協力によるもので、本当に感謝しています。今後も素晴らしいゲームを作りたいです。」(山口翔太郎)
- - 「ゲームのリザルト画面を通じて、プレイヤーの没入感を高める仕組みを構築し、達成感を得ることができました。」(宮下庄太郎)
- - 「活発な議論を通じて多くのアイデアが生まれ、まさか受賞できるとは思わなかったので、とても嬉しいです。」(大場龍季)
- - 「サウンド役として、ゲームの雰囲気を表現できたことに充実感がありました。」(平井隼士)
今後の展望とイベントの開催概要
本イベントを契機に、2025年2月19日には『フランスにおけるAI政策』に関する特別講義を在日フランス大使館の科学技術担当官が行う予定です。また、東京国際工科専門職大学では、グローバル人材の育成を目指し、学生たちの活躍をサポートし続けます。
SGJ2024の開催概要
- - 開催日時: 2024年11月29日(金)〜12月1日(日)
- - 開催場所: 東京・日本科学未来館
- - 主催: サイエンティフィック・ゲームジャム組織委員会
- - 協力: 在日フランス大使館など
このように、東京国際工科専門職大学の学生たちは、グローバルな舞台での活躍を見せており、今後の活動にも期待が寄せられています。これからも、彼らの挑戦がどのように進化していくのか注目です。