多摩六都科学館が西武鉄道の開業110周年を祝う特別イベントを開催
多摩六都科学館では、4月12日(土)午後5時10分から6時に、
「運転席の車窓から池袋駅~所沢駅」という特別イベントを開催する。これは、西武鉄道株式会社の前身である武蔵野鉄道が1915年に開業した西武鉄道池袋線の池袋駅~飯能駅間が、ちょうど110周年を迎えることを記念して行われるものである。
このイベントでは、館内イベントホールにおいて、鉄道模型の運転体験や電車のしくみを学べる体験展示、ワークショップが用意されており、鉄道の魅力を存分に楽しむことができる機会となる。特に、西武鉄道の協力によって特別な映像が幕を開け、普段見ることのできない運転席からの景色が巨大なドームスクリーンに映し出される予定である。
鉄道ファン必見のプラネタリウム体験
多摩六都科学館では、これまでも西武鉄道とのコラボレーションにより、映像プラネタリウム番組を制作。普段は見ることができない運転席からの景色やすれ違う電車の映像に、多くの来館者から歓声が上がったことも印象的だった。これまでに制作されたプラネタリウム番組は鉄道ファンにとっても非常に人気であり、リピーターを生んでいる。
特に好評であったプラネタリウム番組のスピンオフ版である「もっと車窓からの風景を」は、2024年夏には「大正【星・電車】ロマン~100年前の夏に輝く赤い星」として運転席からの映像をもとにした内容で放送予定だ。来場者からの「もっと車窓の映像が見たかった」という声に応える内容が用意されている。
イベント詳細
開催日:2025年4月12日(土)
時間:午後5時10分~6時
会場:多摩六都科学館サイエンスエッグ
対象:どなたでも参加可能
料金:大人1,040円、4歳~高校生420円(観覧付き入館券)
定員:234名
参加への手続き:WEB先着で3月16日(日)正午より受付を開始。本イベントに関する詳細や応募フォームは公式サイトで確認できる。
協力:西武鉄道株式会社、清瀬市郷土博物館
鉄道模型運転体験
また同日には、
「電気で走る鉄道模型を運転しよう!」というイベントも開催される。小学生を対象としたこのイベントでは、実際に電気で走る鉄道模型を運転してみることができ、模型のスケールや電気の働きについて学ぶ機会が提供される。
開催時間は4月12日(土)・13日(日)、午前10時30分から正午、午後1時30分から3時までであり、1人あたりの体験時間は3分程度となっている。
鉄道のしくみを学ぶワークショップ
さらに、受講者の予約が不要なワークショップも同時開催される。こちらは短時間で体験でき、鉄道に関する科学を学ぶのに最適なものとなっている。
開催日時は、4月12日(土)、13日(日)午前10時30分から正午、午後1時30分から3時まで。こちらも自由参加が可能で、すぐに参加できるため、気軽に立ち寄ることができる。
多摩六都科学館の魅力
多摩六都科学館は1994年に開館され、直径27.5メートルの世界最大級のプラネタリウムドームを有し、1億4000万個の星々が映し出される。5つの展示室では観察、実験、工作などを楽しむことができる体験型ミュージアムであり、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市によって運営されている。
場所は〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64で、問い合わせ先は042-469-6100。公式サイトのURLは
こちら からアクセス可能だ。魅力満載のイベントに皆さんで是非参加してみることをおすすめする。